英ポンドが急落。ブレグジットをめぐる不透明感が高まる

2018/12/11 08:29

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・メイ首相が英議会でのEU離脱協定案の採決を延期
・ブレグジットをめぐる不透明感から、英ポンドには下落圧力が加わりやすい地合いか


(欧米市場レビュー)

10日欧米時間の外国為替市場では、英ポンドが急落。一時、対米ドルで約1年8カ月ぶりの安値を記録し、対円は141.14円へと下落しました。メイ英首相が11日に予定していた英議会でのEU離脱協定案の採決を延期すると発表。ブレグジットをめぐる不透明感が高まったことで、ポンドに対して下落圧力が加わりました。*議会採決の延期については、本日11日の『スポットコメント』をご覧ください。

米ドルは堅調に推移。一時、米ドル/円は113.32円へと上昇し、ユーロ/米ドルは1.1348米ドル、豪ドル/米ドルは0.7179米ドル、NZドル/米ドルは0.6866米ドルへと下落しました。対英ポンドでの米ドル上昇が、ユーロなどに対して波及したほか、米国の長期金利(10年債利回り)の上昇も、米ドルの支援材料となりました。

(本日の相場見通し)

メイ英首相は昨日(10日)、英議会でのEU離脱協定案の採決を延期しました。離脱協定案については、野党だけでなく、保守党(与党)内でも反対が多く、議会で承認を得られないと判断したためと考えられます。採決延期によってブレグジットをめぐる不透明感が高まったうえ、市場では “合意なき(何の取り決めもしない)離脱”の可能性も意識されています。

英ポンドには目先、下落圧力が加わりやすいとみられます。ポンド/円は、米ドル/円の動向次第ではあるものの、141.14円(昨日安値)を割り込んで、さらには139.91円(8/15安値)を目指す可能性があります。ポンドは、英政局に関するニュースに要注意です。

主要国(特に米国)株価米国の長期金利の動向にも引き続き目を向ける必要があります。米国株は乱高下を続けており、不安定な状況です。NYダウは昨日、一時7日終値比507ドル下落したものの、結局は34ドル高で取引を終えました。主要国株価や米長期金利に大きな変動がみられれば、外為市場が反応する可能性があります。主要国株価の上昇は円安材料、米長期金利の上昇は米ドル高材料と考えられます。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。
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