豪ドル下落の背景は!?

2018/12/10 14:32

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・リスク回避(主要国株安、米中の対立激化への懸念)が豪ドルの重石
・軟調な豪GDPも豪ドルへの下落圧力
・市場では、RBA(豪中銀)の利上げが遅れるとの観測が高まる。次の一手は利下げとの見方も一部に浮上


[レビュー]

10日東京時間の外国為替市場では、米ドルが軟調に推移。一時、米ドル/円は112.24円へと下落し、ユーロ/米ドルは1.1439米ドル、豪ドル/米ドルは0.7219米ドル、NZドル/米ドルは0.6894米ドルへと上昇しました。米国の長期金利(10年債利回り)が低下し、米ドルの重石となりました。

[これからの展開]

豪ドルが今月に入り、下落傾向にあります。豪ドルは本日(10日)、対米ドルで11月13日以来、対円で11月1日以来の安値を一時記録しました。

足もとの豪ドルの下落は、主要国の株安米国と中国の対立激化への懸念、そして豪州の7-9期GDP(5日発表)の軟調な結果、それらが主因と考えられます。GDPは前期比+0.3%、前年比+2.8%と、市場予想の+0.6%、+3.3%を下回りました。

また、市場では、RBA(豪準備銀行、中銀)の利上げがさらに遅れるとの観測が強まっているうえ、少数ですが次の一手は利下げとの観測も浮上。そのことも豪ドルにとってマイナス材料と考えられます。利下げ観測が浮上したのは、豪GDPの軟調な結果に加え、デベルRBA副総裁が6日、「次の政策変更は利下げよりも利上げになる可能性が高い」としつつも、「政策金利を一段と引き下げる余地はまだある」と語ったことが背景にあります。

RBAの利上げが後ズレするとの観測が高まる(一部で利下げ観測も浮上)なか、豪ドルが上昇に転じるには、主要国株価が反発して上昇基調に転じる、あるいは米中の対立が緩和するとの期待が高まる必要があるかもしれません。

当面の下値メドとして、豪ドル/米ドル0.7162米ド(11/13安値)や0.7020米ドル(10/26安値)、豪ドル/円80円(心理的節目)や78.56円(10/26安値)が挙げられます。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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