豪RBAの金融政策スタンスに変化なし!?

2018/12/04 14:18

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・RBA(豪中銀)は政策金利を据え置き
・失業率低下やインフレ率上昇のペースは“緩やかになる”可能性が高いとの見方を維持
・政策金利を当面据え置くことを改めて示唆


[レビュー]

4日東京時間の外国為替市場では、米ドルが弱含み。一時、米ドル/円は113.06円へと下落し、ユーロ/米ドルは1.1377米ドル、豪ドル/米ドルは0.7374米ドル、NZドル/米ドルは0.6959米ドルへと上昇しました。米国の長期金利(10年債利回り)が低下し、米ドルの下押し材料となりました。

[これからの展開]

RBA(豪準備銀行、中銀)は本日(4日)、政策金利を過去最低の1.50%に据え置きました。

声明は引き続き、以下のように豪労働市場について楽観的な見方を示す一方、インフレ率の低迷を指摘。RBAの政策金利は当面、据え置かれることが改めて示唆されました。

RBAは、労働市場について、見通しは依然として明るく、失業率は一段と低下することが見込まれると分析。労働市場は一段と力強くなっており、賃金の伸びは幾分上向いているとの見方を示しつつ、「経済の改善によって賃金の伸びはいずれさらに幾分押し上げられるはずだが、これは緩やかなプロセスになる可能性が高い」との見解を示しました。

インフレ率については、「引き続き低水準で安定している」と指摘。「インフレ率は今後数年間で上昇が見込まれるものの、上昇は緩やかになる可能性が高い」との見方を示したうえで、「インフレ率は2019年に2.25%となり、2020年はさらに上昇するというのが中心的な見通しだ」としました。

金融政策に関する文言は、前回11月と全く同じ。「低水準の金利が、豪経済を引き続き支援している」と指摘し、「失業率の一段の低下やインフレ率の目標水準への回帰が予想されているものの、そのペース緩やかになる可能性が高い」と分析。そのうえで、「入手可能な情報を考慮すると、理事会は今回の会合で政策スタンスを維持することが、持続可能な経済成長およびインフレ目標の達成と一致していると判断した」としました。

***

豪ドルは、RBAの政策決定や声明の内容に反応薄でした。その要因として、政策金利が市場の予想通りに据え置かれ、また声明は市場の“RBAは政策金利を当面据え置く”との観測を変える内容ではなかったことが考えられます。

豪州の7-9月期GDPが明日(5日)発表されます。それが豪ドルの次の独自材料になりそうです。

豪ドル/円のテクニカル分析は、本日4日の『注目のチャート』をご覧ください。


(出所:トムソン・ロイターより作成)

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