NZの企業信頼感は低水準。米中首脳会談に要注意

2018/11/30 12:51

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・企業はNZ景気の先行きに悲観的な見方が多い。雇用や投資の抑制につながる可能性
・企業信頼感指数が今後悪化すれば、市場でRBNZ(NZ中銀)の利下げ観測が浮上することもあり得る

[レビュー]

11月30日東京時間の外国為替市場は、小動き。G20首脳会議(11/30-12/1)や米中首脳会談(12/1)を控え、市場では様子見ムードが強く、米ドル/円やクロス円は、おおむね昨日(29日)のNY終値水準近辺での“もみ合いとなりました。”

[これからの展開]

NZの11月企業信頼感指数(企業景況感)が昨日(11月29日)発表されました。結果はマイナス37.1%と、10月(マイナス37.1%)から変化はありませんでした。

 
(出所:トムソン・ロイターより作成)

企業信頼感指数は8月にマイナス50.3%と、2008年4月以来、10年4カ月ぶりの低水準を記録しました。それからは改善しているものの、低水準であることに変わりはなく、企業には引き続き、景気の先行きに悲観的な見方が多いことが確認されました。

企業は景気が先行き悪化すると予想した場合、雇用や投資を抑える傾向があります。そのため、RBNZ(NZ準備銀行、中銀)は11月8日の会合時の声明で、企業の雇用や投資を抑制すれば経済成長が鈍化する可能性があるとして、企業景況感の弱さに懸念を表明。オア総裁はその時の会見で、景気が悪化した場合には利下げの検討もあり得るとの見解を示しました。

市場は、RBNZの政策金利について当面据え置きと見つつも、次の一手は“利上げ”と予想しています。企業信頼感指数の今回の結果だけで、その見方が変化する可能性は低いとみられますが、企業景況感指数が今後悪化した場合、市場では次の一手は“利下げ”との観測が浮上する可能性もあります。

***

米中首脳会談が12月1日に開催されます。米中首脳会談の結果が判明するのは、日本時間では日曜日(12月2日)になるとみられ、その結果次第では、週明け月曜日(12月3日)の外為市場は「窓をあける」可能性があるため、注意が必要です。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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