週末にかけて米中首脳会談のニュースに要注意

2018/11/30 08:30

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・12月1日に米中首脳会談の予定
・米中両国は貿易摩擦解消に向けて歩み寄ることができるか
・米中首脳会談の結果次第で、12月3日の外為市場は窓をあける可能性あり


(欧米市場レビュー)

11月29日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが弱含み。一時、米ドル/円は113.19円へと下落し、ユーロ/米ドルは1.1397米ドル、豪ドル/米ドルは0.7344米ドルへと上昇しました。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が前日(28日)、これまでの利上げによって政策金利は中立を若干下回る水準になったと語ったことが、引き続き米ドルの重石となりました。

英ポンドは軟調。ポンド/円は一時、144.49円へと下落しました。メイ英首相のEU離脱合意案に関する発言がポンドの重石となりました。メイ首相は、離脱合意案が12月11日の議会採決で否決された場合、合意なしにEUを離脱するための準備が必要になるとの見解を示しました。

(本日の相場見通し)

G20首脳会議が本日(11月30日)と明日、ブエノスアイレスで開催されます。市場の関心はG20首脳会議、そして12月1日に予定されている米中首脳会談に向きそうです。

米中首脳会談関連のニュースが出てくれば、外為市場が反応する可能性があります。首脳会談で米中の貿易摩擦が緩和するとの期待を高めるようなニュースが出た場合、リスク回避の動きが和らいで、円安が進みそうです。

米中首脳会談の結果が、来週の外為市場の動向を左右する可能性もあります。米中首脳が貿易摩擦の解消に向けて歩みよれば、リスク回避の動きが緩和するとみられます。一方で、首脳会談で両国の対立が改めて浮き彫りになれば、米中貿易摩擦に対する懸念が一段と高まりそうです。トランプ大統領は首脳会談が不調に終わった場合、新たに2670億米ドル相当に対する追加関税(対中追加関税第4弾)を発動する考えを示しているためです。外為市場では、リスク回避の動きが加速する可能性もあります。

米中首脳会談の結果が判明するのは、日曜日(12月2日)になるとみられます。結果次第では、週明け月曜日(12月3日)の外為市場は「窓をあける」可能性があるため、注意が必要です。

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。
= = = = = = = = = = = = = = = = =

【キャンペーンのご案内】

FX新規口座開設キャンペーン

M2JFX口座をお持ちのお客様はこちら

= = = = = = = = = = = = = = = = =