市場が織り込む19年の米利上げは1回のみ!?

2018/11/29 15:16

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・市場は、次回12月の利上げを引き続き高い確率で想定
・19年末までにさらに2回以上の利上げの確率は30%程度
・本日は、FOMC議事録やボストン連銀コンファレンス、PCEコアデフレーターに注目


[レビュー]

 29日東京時間の外国為替市場では、が堅調でした。28日の欧米市場では、パウエル議長発言(*)に対する円の反応は限定的でしたが、東京時間に入って米ドル安円高がジリジリと進みました。

(*)「政策金利は中立金利をわずかに下回る」との発言が、FRBの利上げ打ち止め観測を強め、米ドルの下落要因となりました。詳しくは本日のスポットコメント「パウエル議長の真意はどこに?」をご参照。

 一方で、欧米市場で大きく上昇した豪ドルNZドルは小動きでした。南アランドトルコリラはややしっかり、ユーロ英ポンドカナダドルはマチマチでした。

 28日に米株が大幅に上昇した割には、29日の日経平均の上昇は小幅でした。円高が意識されたのかもしれません。

[これからの展開]

 米国の金融政策見通しの変化が、為替相場全般に大きな影響を及ぼす可能性があります。

 パウエル議長の発言後のFFレート(政策金利)先物に基づくと、今年12月19日のFOMCでの利上げ確率は80%弱で、引き続き利上げがかなり高い確率で予想されています。
 
 そして、12月の利上げを前提としたうえで、その次の利上げの確率が50%を超えるのは来年6月以降です。また、さらにその次の利上げの確率は来年12月時点で30%程度に過ぎません。

 つまり、現時点の市場のメインシナリオは、「今年12月に利上げし、来年の利上げは6月の一度だけ」というものです。

 本日、FOMC議事録(11/7-8開催分)や、ボストン連銀のコンファレンスでの地区連銀総裁の発言(予定未確認)、米PCEコアデフレーター(10月分)などを受けて、市場の金融政策見通しがどう変化するか、要注目です。

 なお、12月5日にパウエル議長が議会証言を行うことが明らかになりました。そこでは昨日の発言の真意を問われるかもしれません。

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