トルコリラ上昇の背景&目先の注目材料

2018/11/28 15:10

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・トルコリラは、米国とトルコの関係が改善しつつあることが支援材料
・原油安もトルコリラの追い風
・米国とトルコの関係改善期待が一段と高まるか
・11月CPI上昇率(12月3日発表)は10月から鈍化するか


[レビュー]

28日東京時間の外国為替市場では、が弱含み。一時、米ドル/円は113.85円、豪ドル/円は82.35円、NZドル/円は77.36円へと上昇しました。日経平均や上海総合指数が堅調に推移し、円安材料となりました。日経平均の終値は、前日比224.62円(1.02%)高の22177.02円でした。

[これからの展開]

トルコリラが今週、対米ドルや対円で4カ月半ぶりの高値を記録しました。

米国とトルコの関係が改善しつつあることが引き続きトルコリラの支援材料となっているほか、原油価格の下落もトルコリラの追い風となっています。

前者については、トルコ裁判所は先月(10月)、米国とトルコの関係悪化の一因となっていたブランソン牧師(米国人)を釈放。11月2日には、米国とトルコが双方の閣僚に課していた制裁を解除しました。

後者については、原油価格の代表的な指標である米WTI先物や北海ブレント先物は先週、いずれも2017年10月以来の安値をつけました。トルコは必要な燃料の大半を輸入に依存しています。そのため、原油価格の下落によって輸入コストが低下し、さらにはインフレ圧力を緩和する可能性があります。高インフレはトルコが抱える問題のひとつです。

トランプ米大統領とエルドアン・トルコ大統領が11月30日~12月1日のG20サミット(首脳会議)に合わせて会談する予定。12月3日にはトルコの11月CPI(消費者物価指数)が発表されます。トルコリラは目先、それらが材料になる可能性があります。トランプ大統領とエルドアン大統領の会談で両国の関係改善への期待が高まる、あるいはCPI上昇率が鈍化した場合、トルコリラは上値を試す展開になる可能性があります。トルコリラ/円は、200日移動平均線(27日時点で22.68円に位置)が目先の上値メドになりそうです。

トルコリラ/円(日足、2018/7/2~)
 
(出所:M2JFXチャート)
 

*期間:2018/7/2~
(出所:トムソン・ロイターより作成)

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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