ユーロ圏経済は減速。市場の関心は米中摩擦へ!?

2018/11/27 08:59

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・ユーロ圏経済の先行き懸念がユーロの重石になりそう
・市場の関心は米中貿易摩擦の行方に向く可能性もあり


(欧米市場レビュー)

26日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが堅調に推移。一時、ユーロ/米ドルは1.1320米ドル、豪ドル/米ドルは0.7214米ドル、NZドル/米ドルは0.6760米ドルへと下落しました。米国の長期金利(10年債利回り)が上昇し、米ドルの支援材料となりました。

は軟調。一時、米ドル/円は113.61円、ユーロ/円は128.86円、豪ドル/円は82.32円、NZドル/円は77.11円へと上昇しました。米国の主要株価指数が上昇し、円安圧力が加わりました。NYダウの終値は前日比354.29ドル(1.46%)高の24640.24ドルでした。

(本日の相場見通し)

足もとの外為市場は、主要国(特に米国)の株価原油価格(米WTI先物)米国の長期金利に反応しやすい地合いです。本日、それらに大きな変動がみられれば、為替相場に影響を与えそうです。主要国株価や米長期金利が上昇した場合、円安・米ドル高圧力が加わりやすいとみられ、米ドル/円は堅調に推移しそうです。11月12日高値の114.16円を目指す展開になる可能性があります。

ユーロ圏経済の減速を示唆する経済指標が相次いでいます。23日に発表されたユーロ圏の11月製造業PMI(購買担当者景気指数)は51.5と、市場予想(52.0)に反して10月の52.0から低下。ドイツの11月IFO景気動向指数(26日発表)は102.0と、10月の102.9から市場予想(102.3)以上に低下しました。ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁は26日、ユーロ圏経済の成長は幾分失速しているとの見解を示しました。こうした状況を踏まえると、ユーロは自力では上昇しにくいとみられ、ユーロ/米ドルが上昇するには米ドル安材料、ユーロ/円が上昇するには円安材料が必要かもしれません。

米WSJ紙(ウォール・ストリート・ジャーナル)が26日、「トランプ米大統領は、2000億米ドル相当の中国製品に対する関税を現行の10%から25%に引き上げる意向」であり、「(トランプ大統領が)中国からの関税引き上げの見送り要請を受け入れる可能性は非常に低い」と報じました。その報道に対して外為市場は今のところ反応薄ですが、米中両国の今後の対応次第では両国の貿易摩擦への懸念が再燃する可能性もあります。トランプ米大統領と習近平中国国家主席は、11月30日~12月1日のG20サミット(首脳会議)に合わせて会談する予定です。米中首脳会議に向けて、両国の貿易摩擦の行方にも市場の関心が向く可能性があります。

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【トラリピ戦略モデル】
トラリピを1クリックでカンタン発注!(マイページログインが必要です)

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【キャンペーンのご案内】

FX新規口座開設キャンペーン

M2JFX口座をお持ちのお客様はこちら

= = = = = = = = = = = = = = = = =