豪RBAは政策金利を目先変更する必要はないと改めて強調。米中首脳会談が目先、豪ドルの重要材料に!?

2018/11/20 13:45

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・RBAは次の一手は利上げの可能性が高いとしつつ、政策金利を当面据え置くことを改めて示唆
・米中首脳がG20サミットに合わせて会談する予定
・豪ドルは、米中貿易摩擦の行方に要注意!?


[レビュー]

20日東京時間の外国為替市場は、小動き。米ドル/円やクロス円は、おおむね昨日(19日)のNY終値水準での“もみ合い”となりました。日経平均が軟調に推移したものの、外為市場に大きな反応はみられませんでした。昨日の米株安によって、日経平均の下落はある程度予想されていたためと考えられます。

[これからの展開]

RBA(豪準備銀行、中銀)は本日(20日)、政策金利の据え置きを決めた11月6日の会合の議事録を公表。議事録では、豪経済について楽観的な見方が示される一方、低インフレへの懸念が示されました。

議事録は、豪経済について、「予想よりも若干強い」と指摘し、「経済指標は7-9月期のGDPが一段と堅調な伸びになることを示唆している」と分析。労働市場の状況は予想以上に強く、「失業率は目先、著しく低下する可能性がある」との見方を示しました。

議事録では一方で、「予想以上に強い経済活動にもかかわらず、基調インフレ率は低く、かつ安定している」と指摘。平均実質所得は6年間増加しておらず、賃金の伸びが消費やインフレの主な不透明要因になっているとし、「インフレが目標レンジ(+2~3%)に達するには、賃金の伸びが加速する必要がある」との見解が示されました。

金融政策については、「政策金利の次の動きは、下向きよりも上向きの可能性の方が高いとの見方で、政策メンバーは一致した」としつつ、「失業率のさらなる低下やインフレ率の目標中央値への回帰は、緩やかに進展する可能性が高い」と指摘。「金融政策を目先調整する強い根拠はない」と強調し、政策金利を当面据え置くことを改めて示唆しました。

***

RBA議事録に対する豪ドルの反応は限定的でした。議事録がRBAの金融政策の先行きに対する市場の見方を変える内容ではなかったためと考えられます。

足もとの豪ドルは、RBAの金融政策以上に、国外材料に影響を受けやすい地合いです。国外材料としては、主要国の株価動向、米中貿易摩擦やFRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策の先行きについての観測などが挙げられます。トランプ米大統領と習近平中国国家主席はG20サミット(11月30-12月1日)に合わせて首脳会談を行う予定です。米中首脳会談に向けて、両国の貿易摩擦に関するニュースが出てくることも考えられ、そのニュースに豪ドルが反応する可能性があります。米中貿易摩擦が緩和するとの期待が市場で高まる場合、豪ドルにとってプラス材料と考えられます。

豪ドル/米ドルのテクニカル分析は、本日20日の『注目のチャート』をご覧ください。

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マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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