NZドルが対米ドルで3カ月半ぶり、対円で約5カ月ぶりの高値圏

2018/11/16 15:23

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・英ポンドは当面、乱高下が続く可能性あり
・NZドル上昇の背景には、米中貿易摩擦緩和への期待
・米中首脳がG20サミットに合わせて会談を予定

[レビュー]

16日東京時間の外国為替市場では、が強含み。一時、米ドル/円は113.32円、ユーロ/円は128.48円、豪ドル/円は82.33円、NZドル/円は77.27円へと下落しました。日経平均が軟調に推移し、円の支援材料となりました。

[これからの展開]

英国の政局の先行き不透明感が高まっていることで、英ポンドが乱高下しています。ラーブEU離脱担当相ら4人の閣僚が昨日(15日)辞任し、与党・保守党内ではメイ党首(首相)の不信任投票の実施を目指す動きもあるようです。*本日16日の『スポットコメント(英ポンド急落、メイ政権崩壊の危機)』をご覧ください。英ポンドは当面、英政局関連のニュースによって乱高下が続く可能性があり、要注意です。

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NZドルは、11月に入ってから上昇基調にあります。今週、対米ドルで3カ月半ぶり、対円で約5カ月ぶりの高値を記録しました。

NZドルが上昇した背景には、米国と中国の貿易摩擦が緩和するとの期待が挙げられます。11月2日に「トランプ米大統領が中国との貿易合意草案の作成を指示した」との報道があり、13日にはクドロー米NEC(国家経済会議)委員長が「米国と中国は通商問題についての協議を再開した」と語りました。

また、NZの7-9月期の雇用統計(11月7日発表)が堅調な結果になり、そのこともNZドルの押し上げ材料になったと考えられます。雇用統計の結果は、失業率が3.9%、就業者数が前期比+1.1%でした。失業率は市場予想の4.5%を下回り、2008年4-6月期以来、約10年ぶりの低水準を記録。就業者数は市場予想の+0.5%を上回りました。

トランプ米大統領と習近平中国国家主席がG20サミット(11月30日と12月1日)に合わせて会談する予定です。米中首脳会談に向けて、両国の貿易摩擦が改善に向かうとの期待が一段と高まれば、NZドルにとってさらなる追い風になりそうです。

来週は、20日に乳製品電子オークション(GDT)が開催されます。乳製品はNZ最大の輸出品であるため、その価格動向はNZドル相場に影響を与えることがあります。ただ、足もとの市場は乳製品価格の動向にそれほど目を向けていないようです。そのため、乳製品価格が大きく変動しない限り、NZドルの反応は限定的になりそうです。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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