英ポンドは英政治情勢に要注意。トルコリラは米国とトルコの関係改善期待が下支えするか

2018/11/16 08:52

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・EU離脱相ら閣僚4人が辞任。英政局の先行き不透明感が高まる
・米国がギュレン師を国外退去させる方法を模索しているとの報道
・主要国株価や米長期金利の動向にも注目

(欧米市場レビュー)

15日欧米時間の外国為替市場では、英ポンドが急落。ポンド/円は一時、144.26円へと下落しました。メイ英内閣が14日に承認した英国の離脱協定草案に反発して、ラーブEU(欧州連合)離脱担当相ら4人の閣僚が辞任。それを受けて、ポンドに対して下落圧力が加わりました。

トルコリラは堅調に推移。トルコリラ/円は一時、21.26円へと上昇しました。「米国がギュレン師を国外退去させる方法を模索している」との報道がトルコリラを押し上げました。トルコ政府はギュレン師を2016年のクーデター未遂事件の首謀者と断定し、身柄の引き渡しを米政府に求めています。

(本日の相場見通し)

英政局の先行き不透明感が高まっています。ラーブEU離脱担当相らが辞任したうえ、与党・保守党内ではメイ党首(首相)の不信任投票の実施を目指す動きがあるようです。*本日16日の『スポットコメント(英ポンド急落、メイ政権崩壊の危機)』をご覧ください。

また、英政治の不安定化は、英国とEUのブレグジット交渉の行方に影響を与える可能性もあります。市場では、ブレグジット交渉の先行き懸念が再燃する可能性があります。

本日の英ポンドは引き続き、英政治情勢に関するニュースに要注意です。英政局の先行き不透明感が一段と強まる場合、ポンドにはさらなる下落圧力が加わる可能性があります。*テクニカル分析は、本日16日の『注目のチャート』をご覧ください。

トルコリラが先月(10月)から今月初めにかけて上昇した背景には、米国とトルコの関係改善への期待がありました。「米国がギュレン師を国外退去させる方法を模索している」との報道の真偽は定かではありませんが、仮に報道が事実ならば、両国の関係改善期待は一段と高まる可能性があります。その場合、トルコリラのさらなる支援材料となりそうです。

引き続き、主要国(特に米国)株価や米国の長期金利(10年債利回り)の動向にも目を向ける必要があります。英政局関連で新たなニュースが出てこなければ、本日の市場の関心はそれらに向かう可能性があります。主要国株価の上昇は円安材料、米長期金利の上昇は米ドル高材料と考えられます。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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