英内閣がEU離脱協定案を承認。ただ、英ポンドが上昇を続けるのは難しい!?

2018/11/15 08:55

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・EU離脱協定案を英議会が承認するかは不透明
・イタリアがEUに予算案を再提出。GDP成長率や財政赤字見通しは前回から変更せず
・市場の関心は主要国株価や米長期金利の動向に移る可能性もあり


(欧米市場レビュー)

14日欧米時間の外国為替市場では、英政治情勢をめぐる報道によって英ポンドが乱高下。「与党・保守党のEU離脱強硬派がメイ党首(首相)の不信任投票を求める可能性が高い」と伝わったことで、ポンドが下落。ポンド/円は一時、146.32円へと値を下げました。その後、英国とEU(欧州連合)の交渉担当者が13日に合意したEU離脱協定案をメイ内閣が承認すると、ポンドは反発。ポンド/円は148.34円へと上昇する場面がありました。

イタリア政府は欧州委員会に2019年予算案を再提出しました。新たな予算案は、2019年、2020年、2021年のGDP成長率見通しや、2019年の財政赤字見通し(GDP比2.4%)を前回から変更しませんでした。一方で、公的債務が今後減少するとの見通しを示しました。

(本日の相場見通し)

メイ内閣がEU離脱協定案を承認したことで、EUとのブレグジット交渉は一歩前進しました。そのことは英ポンドにとってプラス材料と考えられます。ただ、離脱協定案は英議会の承認を得る必要があります。与党保守党内では離脱協定案に反対する議員が多数いるとみられ、離脱協定案が英議会の承認を得られるかは不透明な情勢です(*詳しくは、本日15日の『スポットコメント』をご覧ください)。ポンドは引き続き、ブレグジット関連のニュースに注意が必要です。

ブレグジットや英政局関連で新たにニュースが出てこなければ、市場の関心は主要国株価(特に米国)や米長期金利(10年債利回り)の動向に移る可能性があります。本日は、米国の10月小売売上高や11月フィラデルフィア連銀景気指数、11月NY連銀製造業景気指数が発表されます(いずれも日本時間午後10時30分)。それらの経済指標が米株価や米長期金利の動向に影響を与える可能性があります。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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