英ポンドが昨日大幅に上昇。米雇用統計が本日発表、米ドルや米株式市場が反応する可能性あり

2018/11/02 08:56

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・ブレグジット交渉について楽観的な見方が広がる
・BOEは利上げペース加速の可能性にも言及
・米雇用統計では、平均時給に特に注目


(欧米市場レビュー)

11月1日欧米時間の外国為替市場では、英ポンドが堅調に推移。ポンドは一時対米ドルで2%超上昇し、ポンド/円は146.80円へと上昇する場面がありました。英フィナンシャル・タイムズ紙が「EU(欧州連合)はアイルランド国境問題で譲歩案を検討している」と報道。この報道を受けて、ブレグジット(英国のEUからの離脱)交渉をめぐる楽観的な見方が広がり、ポンドを押し上げました。また、BOE(英イングランド銀行、中銀)が「ブレグジットが円滑に行われた場合、利上げペースが加速する可能性がある」との見解を示したことも、ポンドにとってプラス材料でした。

米ドルは全面安の展開。一時、米ドル/円は112.61円へと下落し、ユーロ/米ドルは1.1409米ドル、豪ドル/米ドル0.7207米ドル、NZドル/米ドルは0.6664米ドルへと上昇しました。対英ポンドでの米ドル売りが、対ユーロや対豪ドル、対NZドルに波及しました。

(本日の相場見通し)

本日(2日)、米国の10月雇用統計が発表されます(日本時間午後9時30分)。その結果が相場材料になる可能性があります。

雇用統計では、非農業部門雇用者数失業率とともに、平均時給に注目です。雇用統計の結果(特に平均時給)が市場予想を上回れば、米国の長期金利(10年債利回り)が上昇する可能性があります。米長期金利の上昇は、米ドルの上昇要因となり得る一方、米株価の下押し要因とも考えられます。米株価が大幅に下落するようであれば、円高圧力が強まる可能性があります。

雇用統計の市場予想は、以下の通りです。
・非農業部門雇用者数:前月比19.0万人増
・失業率:3.7%
・平均時給:前月比+0.2%、前年比+3.1%

英ポンドは依然としてブレグジット交渉に関するニュースに反応しやすい地合です。市場では、ブレグジット交渉をめぐる楽観的な見方が広がりつつあることもあり、本日のポンドは堅調に推移する可能性があります。ただし、楽観的な見方に冷や水を浴びせるようなニュースが出た場合、ポンドはこの2日間大幅に上昇しただけに、その反動も大きくなる可能性があり、要注意です。

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【トラリピ戦略モデル】
トラリピを1クリックでカンタン発注!(マイページログインが必要です)

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【キャンペーンのご案内】

FX新規口座開設キャンペーン

M2JFX口座をお持ちのお客様はこちら

= = = = = = = = = = = = = = = = =