政府の減税計画を嫌気してトルコリラが下落。米ISM製造業景況指数、BOE政策金利に注目!!

2018/11/01 09:16

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・ 昨日NY時間は、米経済指標の方に反応。“経済指標以上に株価に反応しやすい地合い”は変化したのか!?
・BOE政策金利発表では、金融政策の先行きについて新たな材料が提供されるか?


(欧米市場レビュー)

10月31日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが堅調に推移。一時、ユーロ/米ドルは1.1300米ドル、豪ドル/米ドルは0.7069米ドル、NZドル/米ドルは0.6510米ドルへと下落しました。米国の堅調な経済指標や長期金利(10年債利回り)の上昇が米ドルの支援材料となりました。米国の10月ADP雇用統計は22.7万人増、7-9月期雇用コスト指数は前期比+0.8%と、いずれも市場予想の18.9万人増、+0.7%を上回りました。

英ポンドも強含み。ポンド/円は一時、145.09円へと上昇しました。英国のラーブEU(欧州連合)離脱担当相がブレグジット交渉について、「11月21日までにEUと合意する可能性がある」との見方を議会への書簡で示し、ポンドの支援材料となりました。

トルコリラは下落。トルコリラ/円は一時、20.05円へと値を下げました。アルバイラク財務相が年末まで自動車や家具などの減税を行う計画を公表。トルコの経常赤字の大きさや高インフレへの懸念が市場で根強くあるなか、政府が景気刺激策を打ち出したことが嫌気されてリラに下落圧力が加わりました。

(本日の相場見通し)

本日は、米国の10月ISM製造業景況指数が発表されます(日本時間午後11時)。市場予想は59.0、構成項目である雇用指数が57.5、価格指数が65.0です。それらが市場予想を上回れば、米ドルにとって本来、プラス材料と考えられます。

一方で、足もとの外為市場は、各国の経済指標以上に主要国の株価動向に反応しやすい地合いでした。そのため、米国の経済指標が堅調な結果になったとしても、主要国の株価が上昇した場合、米ドルには下落圧力が加わりやすく、豪ドルや豪ドルやNZドルなどリスク意識を反映しやすい通貨は上昇しやすい状況でした。

ただ、昨日のNY時間に関しては、市場はNYダウの上昇(241.12ドル高)よりも米経済指標(ADP雇用統計、賃金コスト指数)の方に反応。米ドルが堅調に推移しました。“主要国株価>経済指標”の状況が変化したのかを見極めるうえでも、ISM製造業景況指数の結果を受けた市場の反応に注目です。

英ポンドは引き続き、レグジット交渉に関するニュースに要注意です。また、本日はBOE(英イングランド銀行、中銀)の政策金利発表(日本時間午後9時)も材料になる可能性はあります。BOEの政策金利は現行の0.75%で据え置かれるとみられ、焦点は議事録やインフレ報告などでBOEの金融政策の先行きについて新たな材料が提供されるか?になりそうです。新たな材料が提供された場合、英ポンドが反応する可能性があります。

英ポンド/円のテクニカル分析は、本日1日の『注目のチャート』をご覧ください。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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