米中貿易摩擦をめぐる懸念が後退してNYダウが大幅反発。本日、日銀が金融政策を発表

2018/10/31 08:39

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・トランプ米大統領が中国と素晴らしい取引ができると思うと発言
・引き続き主要国の株価動向に注目
・日銀は金融政策の現状維持を決定か


(欧米市場レビュー)

10月30日欧米時間の外国為替市場では、円が軟調に推移。一時、米ドル/円は113.03円、ユーロ/円は128.38円、豪ドル/円は80.30円、NZドル/円は74.14円へと上昇しました。NYダウが大幅に上昇したことでリスク回避の動きが弱まり、円安圧力が加わりました。NYダウの終値は前日比431.72ドル(1.77%)高の24,874.64ドル。トランプ米大統領が中国との貿易について「素晴らしい取引ができると思う」と語ったことで、米国と中国の貿易摩擦をめぐる過度な懸念が後退し、NYダウを押し上げました。

英ポンドも弱含み。対米ドルで下落し、ポンド/円は一時143.20円へと値を下げました。格付け会社のS&Pが「英国が条件などで合意できないままEU(欧州連合)を離脱すれば、英経済は景気後退に陥る可能性がある」との見方を示し、ポンドの重石となりました。

(本日の相場見通し)

外為市場は依然として主要国(特に米国)株価の変動に影響を受けやすい地合いです。株価が上昇すれば円安圧力が加わりやすく、株価が下落すれば円高圧力が加わりやすい状況です。

NYダウは昨日(30日)、トランプ米大統領の発言を受けて米国と中国の貿易摩擦をめぐる過度な懸念が後退したことで大幅に反発しました。ただ、主要国の株価は乱高下が続いており、またトランプ大統領から今後、中国との貿易摩擦に関して新たな発言が出てくる可能性もあります。主要国の株価動向には引き続き注意が必要です。

日銀が本日、金融政策を発表します。市場の一部に長期金利(10年債利回り)の事実上の許容変動幅(現行はゼロ%を中心に上下0.2%程度)を上下0.25%程度に拡大するとの観測もあるようですが、大方の見方は現状維持です。また、展望レポートで示される物価と実質GDP成長率見通しも前回7月から大きな変化はないとの見方が有力です。その通りの結果になり、黒田総裁の会見内容にもサプライズがなければ、日銀の金融政策発表に対する外為市場の反応は限定的になりそうです。

7月の展望レポートで示された見通しは、以下の通りでした。
*政策委員の見通しの中央値。2019・2020年度のコアCPIは消費税引き上げの影響を除く数値
<実質GDP>
2018年度:+1.5%
2019年度:+0.8%
2020年度:+0.8%
<コアCPI>
2018年度:+1.1%
2019年度:+1.5%
2020年度:+1.6%

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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