BOC(カナダ中銀)の12月利上げ観測浮上も、カナダドル/円は主要国の株安によって下落圧力に直面

2018/10/29 13:59

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・BOCは利上げペースを今後速める可能性にも言及。市場では12月利上げ観測が浮上
・カナダドル/円は、米国などの株安によって下落圧力
・主要国株価が上昇に転じれば、カナダドル/円は特に上昇しやすいか

[レビュー]

29日東京時間の外国為替市場は、比較的落ち着いた展開。日経平均や上海総合指数の変動によって小幅に上下動しつつも、米ドル/円やクロス円は、おおむね先週金曜日(26日)のNY終値近辺での“もみ合い”となりました。

[これからの展開]

カナダドル/円は先週金曜日(26日)、一時84.83円へと下落。1カ月半ぶりの安値を記録しました。

BOC(カナダ銀行、中銀)の金融政策は、カナダドルにとってプラス材料と考えられます。BOCは24日の会合で、0.25%の利上げを決定。政策金利を1.50%から1.75%に引き上げました。声明では、「(利上げについて)段階的なアプローチを取っていく」との文言を削除し、「インフレ目標を達成するために、政策金利を中立スタンスまで引き上げる必要がある」と表明。ポロズ総裁やウィルキンス副総裁は会合後の会見で、「利上げペースは速まったり、遅くなったりする可能性がある」と語り、利上げペースが今後加速する可能性にも言及。市場では、次回12月5日の会合での利上げ観測が浮上しました。

ただ、足もとの市場の関心は、BOCの金融政策の先行き以上に主要国の株価動向などに向いています。主に米国株の下落を背景に、円高圧力が加わっています。また、軟調な原油価格(米WTI先物)もカナダドルにとって重石です。

主要国の株価が上昇に転じれば、円高圧力が緩和して、クロス円は上昇する可能性があります。その場合、BOCの12月利上げ観測があるカナダドル/円は、特に上昇しやすいとみられます。

カナダドル/円のテクニカル分析は、本日29日の『注目のチャート』をご覧ください。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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