中国株は2日続伸も為替市場の反応は限定的。サウジ、イタリア、英国発の地政学リスクに要注意

2018/10/22 16:18

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・上海総合指数は2日続伸も、為替市場の反応は限定的
・22日、メイ英首相がブレグジット交渉の進捗を議会に報告
・23日、エルドアン大統領がサウジ問題の「詳細に踏み込む」予定
・23日、欧州委員会がイタリア予算案の修正を求める見通し

[レビュー]

 22日東京時間の外国為替市場では、ややリスクオンのムードはあったものの、あまり目立った動きはありませんでした。

 中国上海株指数は一時4%超の上昇し、先週末から続伸しました。中国政府が景気や金融市場をサポートするとの期待感が背景にあります。日経平均は先週末に比べて下げて寄り付いたものの、小幅プラスに転じました。ただし、外国為替市場の反応は限定的でした。

 オーストラリアでは、20日の補欠選で与党・保守連合が議会過半数割れとなった模様です。豪ドルは下落して始まったものの、その後は下げをほぼ戻しました。

[これからの展開]

 引き続き地政学リスクの高まりに注意する必要がありそうです。

 サウジアラビアの皇太子が同国人記者の死亡に関与した疑いは払拭できず、トルコのエルドアン大統領は、23日の与党AKP(公正発展党)の会合で「詳細に踏み込む」との意向を表明しています。皇太子の関与が明らかになれば、サウジと主要国との関係悪化の思惑から、原油価格に上昇圧力が加わり、投資家のリスク回避が強まるかもしれません。

 イタリアの2019年予算案について、23日に欧州委員会がこれを拒否して修正を求めるとの見方が強まっています。イタリアの連立政権は財政赤字目標の引き下げ要求を受け入れる用意はない模様です。イタリア政府と欧州委員会の交渉が難航すれば、イタリアとドイツの金利差拡大などを通じてユーロに下落圧力が加わりそうです。

 本日22日、英国のメイ首相が議会に対してブレグジット交渉の進捗を報告します。事前に明らかになったドラフト(草案)によれば、過去3週間に合意した事項を列挙したうえで、「課題の95%は解決済み」と伝えるようです。
 もっとも、アイルランド国境問題の解決には至っておらず、メイ首相は強硬な離脱派と反離脱派との板挟みの苦しい状況から脱せそうにありません。


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