豪失業率低下を受けて豪ドルが上昇。日中の株価が下落し、円が強含み。カナダドルは明日19日のCPIに注目

2018/10/18 13:23

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・豪失業率は6年5カ月ぶりの低水準
・上海総合指数は3年11カ月ぶりの安値。市場の関心は今後、上海総合指数の動向にも向く可能性あり
・19日にカナダCPI発表。BOC(カナダ中銀)の利上げペース加速観測は浮上するか

[レビュー]

18日東京時間の外国為替市場では、豪ドルが堅調に推移。一時、豪ドル/米ドルは0.7136米ドル、豪ドル/円は80.29円へと上昇しました。豪州の9月失業率が5.0%(2012年4月以来の低水準)と、市場予想の5.3%を下回り、豪ドルの支援材料となりました。

円も強含み。一時、米ドル/円は112.46円、ユーロ/円は129.30円、NZドル/円は73.55円へと値を下げました。日経平均や上海総合指数が下落し、円を下支えしました。上海総合指数は2014年11月以来、3年11カ月ぶりの安値を記録しました。

[これからの展開]

カナダの9月CPI(消費者物価指数)が明日19日に発表されます(日本時間午後9時30分)。BOC(カナダ銀行、中銀)はインフレ目標を採用しているため、CPIの動向はBOCの金融政策にも影響を与えます。そのため、CPIはカナダドルにとって重要な経済指標のひとつです。

8月の総合CPI上昇率は前年比+2.8%と、6年10カ月ぶりの強い伸びを記録した7月の+3.0%から鈍化したものの、BOCのインフレ目標(+1~3%)の中央値である+2%を7カ月連続で上回りました。

BOCはインフレ指標において、総合CPI以上にコアインフレ指標(CPI共通値、CPI中央値、CPIトリム値)を重視しています。そのため、コアインフレ指標もチェックする必要があります。8月の共通値は前年比+2.0%、トリム値は+2.2%、中央値は+2.1%となり、3つのコアインフレ指標はすべて2%以上となりました。コアインフレ指標がすべて2%以上を記録したのは、2012年2月以来、6年半ぶりでした。

 
(出所:トムソン・ロイターより作成)

BOCは9月5日の前回会合で政策金利を1.50%に据え置いたものの、声明で追加利上げを示唆しました。市場は10月24日の会合で0.25%の追加利上げが決まる可能性が高いと見ており、関心はその後の利上げペースへと移りつつあります。

19日発表のCPIが市場予想を上回れば、BOCの利上げペースが加速するとの観測が浮上する可能性があります。その場合、カナダドルが上昇しそうです。*カナダドル/円のテクニカル分析は、本日18日の『注目のチャート』をご覧ください。

CPIの市場予想は以下の通りです(18日午後1時時点)。
(総合)
・前月比:0.0%、前年比:+2.7%
(コアインフレ指標)
・共通値:前年比+2.0%。
・トリム値、中央値:市場予想なし。上昇率が前回8月から加速するかに注目。



今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』はこちら(15日更新)

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