米株価動向、ブレグジット交渉、米為替報告書に要注意

2018/10/15 08:43

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・米国人牧師の解放によって、米国とトルコの関係は改善するか
・米ドル/円やクロス円は、米株価の変動に反応しやすい地合い
・EUと英国のブレグジット交渉は進展せず、英ポンドが15日朝に下落


(欧米市場レビュー)

12日欧米時間の外国為替市場では、英ポンドが軟調に推移。ポンドは対米ドルで下落し、対円は一時147.16円へと値を下げました。EU首脳会議を17~18日に控え、ポジション調整が中心とみられます。

米ドル/円やクロス円は、NYダウ平均の動向にらみの展開。NYダウ平均が値を下げるとともに、円高圧力が強まり、一時、米ドル/円は111.87円、豪ドル/円は79.52円、NZドル/円は72.75円へと下落しました。その後、ダウ平均が持ち直すとともに、米ドル/円やクロス円も下げ幅を縮小する展開でした。ダウ平均の終値は、前日比287.16ドル(1.1%)高の25339.99ドル。ダウ平均の値動きは不安定でした。取引開始直後に前日終値比414ドル高を記録した後、上げ幅を縮小。一時はマイナス圏(約50ドル安)に転じる場面がありました。その後、プラス圏を回復し、引けにかけて上げ幅を拡大しました。

(本日の相場見通し)

トルコ裁判所は12日、自宅軟禁下にあるブランソン牧師(米国人)の解放を認める判決を下しました。ブランソン牧師をめぐる問題が米国とトルコの関係悪化の一因となっていたため、ブランソン牧師が解放されたことで、両国の関係が改善に向かう可能性があります。その場合、トルコリラにとってプラス材料と考えられます。*トルコリラ/円のテクニカル分析は、本日15日の『注目のチャート』をご覧ください。

NYダウ平均は先週金曜日(12日)にいったん下げ止まったものの、引き続き注意が必要です。ダウ平均が再び下落基調を強める場合、円高圧力が加わり、米ドル/円やクロス円は下値を試す可能性があります。

本日(15日)朝、英ポンドが下落しました。バルニエEU主席交渉官とラーブ英EU離脱担当相が週末にブレグジット(英国のEUからの離脱)交渉を行ったものの、大きな進展がなく、ポンドに下押し圧力が加わりました。ポンドはブレグジット関連のニュースに一喜一憂する展開となっており、こうした状況は本日も続きそうです。

米財務省は今週中に為替報告書を公表する予定です。為替報告書では中国を為替操作国として認定するかどうかが焦点になりそうです。「米政府は中国を為替操作国に認定することを検討している」との報道がある一方、「米財務省のスタッフがムニューシン長官に対して中国は為替操作をしていないと報告した」との報道もあります。中国が為替操作国に認定された場合、米国と中国の対立が激化するとの懸念から、リスク回避の動きが強まる可能性があります。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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