米国株が急落し、10日NY時間に円高が加速。主要国の株価動向に注目

2018/10/11 08:24

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・米国株は高止まりする米長期金利が重石
・主要国株価が下落すれば、円高圧力が強まる可能性あり

(欧米市場レビュー)

10日欧米時間の外国為替市場では、円高が加速。一時、米ドル/円は112.28円、ユーロ/円は129.28円、豪ドル/円は79.11円、NZドル/円は72.33円へと下落しました。高止まりする米国の長期金利(10年債利回り)や米中貿易摩擦が企業業績に打撃を与えるとの懸念から、NYダウが前日比831米ドル(3.1%)下落。米株安を背景にリスク回避の動きが強まりました。

英ポンドは底堅い展開でした。EUのバルニエ主席交渉官がブレグジット(英国のEUからの離脱)交渉について、「離脱協定の80~85%が完成している」と発言。それを受けて、ブレグジット交渉進展への期待が高まり、英ポンドの支援材料となりました。

(本日の相場見通し)

NYダウ平均が昨日(10日)急落したことで、本日の外為市場の関心は主要国の株価動向に向きそうです。

東京時間は、日経平均の動向をにらんだ展開になりそうです。日経平均は本日、NYダウ平均や米ドル/円の下落によって、昨日から大きく値を下げて始まることが予想されます。ただ、寄り付きの下落はある程度想定できるため、その後、日経平均が下げ幅を拡大するのか、それとも下げ幅を縮小するのかがポイントになりそうです。下げ幅を拡大した場合、外為市場では円高圧力が一段と強まり、米ドル/円やクロス円はさらに下落する可能性があります。一方、下げ幅を縮小する展開になれば、米ドル/円やクロス円は昨日大幅に下落したこともあり、いったん買い戻される(上昇する)可能性があります。

欧米時間は、昨日急落した米国の株価動向に注目です。本日は、米国の9月CPI(消費者物価指数)が発表されます(日本時間午後9時30分)。コアCPI(変動の大きい食品・エネルギーを除く)の市場予想は前年比+2.3%と、8月の+2.2%から伸びが加速するとみられています。コアCPIが市場予想を上回った場合、米長期金利が上昇する可能性があります。米長期金利の上昇は、米国株にとってマイナス材料と考えられます。

フィボナッチを参考にすると、米ドル/円は111.59円が当面の下値メドになりそうです。今年8月21日安値の109.78円から10月3日高値の114.51円への上昇幅4.73円に対して、61.8%下落した水準が、111.59円です。

米ドル/円(日足、2018/7/2~)

(出所:トムソン・ロイターより作成)

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