カナダドル/円が約8カ月ぶりの高値。NAFTA見直し交渉に注目

2018/10/01 08:07

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・カナダドルは、BOC(カナダ中銀)総裁の発言やNAFTA見直し交渉の合意期待が支援材料
・カナダドル/円の上値メドは89.38円や90円、下値メドとして86.20円が挙げられそう


(欧米市場レビュー)

9月28日欧米時間の外国為替市場では、カナダドルが堅調に推移。カナダドル/円は一時87.99円へと上昇しました。BOC(カナダ銀行、中央銀行)のポロズ総裁が27日に利上げを継続する方針を示したことや、カナダの7月GDPが前月比+0.2%と、市場予想の+0.1%を若干上回り、カナダドルの上昇材料となりました。

ユーロは軟調に推移。一時、ユーロ/米ドルは1.1568米ドル、ユーロ/円は131.18円へと下落しました。イタリアの2019年度予算案(財政赤字目標を対GDP比2.4%に設定)について、EUのドムブロフスキス副委員長が、「現時点でEUの安定・成長協定と合致しているように見えない」と語ったことで、ユーロに下落圧力が加わりました。

(本日の相場見通し)

本日(10月1日)オセアニア時間、カナダドルが一段と上昇し、カナダドル/円は88円台に乗せ、約8カ月ぶりの高値を更新しました。米国が設定するカナダとのNAFTA(北米自由貿易協定)見直し交渉の期限が迫るなか、両国が合意するとの期待がカナダドルを押し上げています。米当局者は9月30日、米東部時間10月1日午前0時(日本時間同午後1時)までにカナダと合意しなければ、3カ国合意(米、カナダ、メキシコ)からカナダが外れることになると発言。一方で、カナダ当局者は合意に近ければ、10月1日も協議を続ける可能性があるとの見解を示しました。

本日のカナダドルは、NAFTA見直し交渉に関するニュースに注目です。見直し交渉で米国とカナダが合意した場合、カナダドルが一段と上昇する可能性があります。その場合、カナダドル/円は89.38円(2月2日高値)、さらには心理的な節目である90円に向かう可能性があります。一方、両国が米東部時間9月30日中に合意できなければ、カナダドルが下落しそうです。その場合のカナダドル/円の下値メドとして、86.20円(9月27日安値)が挙げられます。

***

本日は米国の9月ISM製造業景況指数が発表されます(日本時間23時)。市場予想は60.3と、約14年ぶりの高水準を記録した9月の61.3から低下するとみられています。FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げの着地点が市場で意識されるなか、ISM製造業景況指数の結果に米ドルが反応する可能性があります。また、米株価動向と米長期金利(10年債利回り)の動向にも目を向ける必要がありそうです。株価や長期金利が大きく変動する場合、外為市場が反応する可能性もあります。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

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