米FOMC議事録が相場材料に。引き続き米国債入札にも注目

2018/02/21 09:04

デイリーフラッシュ

(欧米市場レビュー)

20日の外国為替市場は、米ドル/円が一時107.34円まで上昇しました。米財務省が実施した2年物国債の入札結果を受けて、米2年債利回りは一時2008年9月以来となる2.248%まで上昇しました(後述)。

英ポンド/円は一時150.34円まで上昇。米ビジネスインサイダーは20日、事情に詳しい関係者の情報として、欧州議会がブレグジット(英国のEU離脱)を巡る交渉で、EU側に、より柔軟な対応を要求する方向だと報じました。

(本日の相場見通し)

日本時間17時30分に2月の独マークイット製造業PMI(購買担当者景気指数)、18時に同ユーロ圏の製造業PMIが発表されます。2月の市場予想は、ドイツとユーロ圏ともに1月から小幅に低下すると見込まれています。

20日発表された2月のドイツとユーロ圏のZEW景況感指数は、両者とも1月から低下しました。ZEW景況感指数発表後のユーロはやや軟調でした。本日のマークイット製造業PMIがユーロの材料となるかもしれません。

米財務省は20日、約348憶ドル規模の2年物国債入札を実施しました。1月の約298億ドル規模の入札から国債供給が拡大し、応札倍率(発行額に対する入札額の倍率)は2.72倍と、1月の3.22倍から低下しました(金利の上昇要因)。

米財務省は21日に5年物国債、22日に7年物国債の入札を予定しています。国債入札の結果を受けた米金利の動向が為替の相場材料となる可能性があります。

日本時間22日午前4時、米FOMC議事録(1/30-31開催分)が公表されます。国債入札と同様、米ドルや米金利の相場材料となる可能性があり、3月の利上げを示唆する内容が示されるのかといった点に注目しておく必要があります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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