ドル/円、引き続き底堅い動きが継続しそう!

2016/05/23 09:03

デイリーフラッシュ

[欧米市場レビュー]

20日の欧米市場では、仙台G7や次週に迫る伊勢志摩サミットといったイベント通過待ちもあり、動意の乏しい展開に終始。

ドル/円は一時110円台ミドルまで上昇したものの、その後に失速。クロス円通貨も全般的にNY時間終盤にかけてやや下押しの展開となりました。

20-21日の2日間の日程で行われたG7仙台財務相・中央銀行総裁会議では、懸念された日米為替政策の対立は表面化しなかったものの、現状の為替相場についての見解には依然溝が感じられました。

また、次週伊勢志摩サミットの目玉となる財政出動について、独ショイブレ財務相が改めて「不要」の認識を伝えたとされ、同サミットでの調整は難航するとの印象を与えました。


[本日の相場見通し]

本日は、今週末に予定されているG7伊勢志摩サミットやイエレンFRB議長講演を控え、週末の動きと同様、イベント通過待ちの動意に欠ける展開が予想されます。

そんな中、ドル/円相場はFRBの6月利上げ観測の高まりもあり、底堅い動きとなりそうです。ただし上値もある程度重く、110円台ミドル付近では頭打ちとなる展開が予想されます。

ドルインデックスの堅調さもあり、対ドル通貨の豪ドル/米ドル・NZドル/米ドルは引き続き軟調展開が予想され、米利上げ観測の高まりに伴うドル高が足を引っ張る展開となりそうです。

(チーフアナリスト 津田隆光)