(AM) イタリア内閣信任投票、米財務長官候補公聴会に注目

2021/01/19 09:07

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・イタリア下院は18日、内閣信任投票を可決
・上院でも信任投票が可決されればイタリアの政局不安が後退しそう
・指名承認公聴会でのイエレン米財務長官候補の発言に米ドルが反応!?

(欧米市場レビュー)

18日の欧米時間の外為市場では、が堅調に推移。一時、米ドル/円は103.592円、ユーロ/円は125.065円、豪ドル/円は79.478円、NZドル/円は73.559円へと下落しました。米国が祝日(キング牧師誕生日)で市場参加者が減少するなか、ポジション調整が中心とみられます。

(本日の相場見通し)

イタリア下院は18日、コンテ内閣の信任投票を実施。321対259の賛成多数で可決しました。下院の可決を受け、19日に上院で信任投票が行われます。

「イタリア・ビバ」のレンツィ党首(元首相)は13日、連立政権から離脱すると表明し、同党の閣僚2人が辞任。それを受けてイタリアの政局不安が高まりました。下院に続いて上院もコンテ内閣を信任すれば、政局不安が後退してユーロの支援材料になりそうです。上院での信任投票の結果は19日午後6時(日本時間20日午前2時)以降になるとみられます。

本日はまた、ドイツの1月ZEW景況感調査が発表されます(日本時間19:00)。その結果が材料になるかもしれません。市場予想の60.0を大きく上回る結果になれば、ユーロが堅調に推移する可能性があります。ユーロ/円の目先のメドとして、下値が90日移動平均線(18日時点で124.678円)、上値は126.167円(15日高値)が挙げられます。

***

米財務長官候補のイエレン氏の指名承認公聴会が19日に上院で行われます。報道によると、イエレン氏は公聴会で「米ドルの価値は市場が決める」と証言し、また「追加経済対策で大胆に行動する」と表明するようです。イエレン氏の発言に米ドルが反応する可能性があります。米ドル/円は目先、102.579円(6日安値)が下値メド、上値は90日移動平均線(18日時点で104.449円)がメドになりそうです。

公聴会は米東部時間19日午前10時(日本時間20日午前0時)開始です。

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。


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