豪ドル/NZドルのトラリピ運用傾向&賢い運用のコツ!?

当コンテンツは、2020年10月21日に公開した「マスターズ・レポート」と同一の内容を特別に公開しているものです。

※当レポートは、2020年10月9日時点の取引データを元に執筆したものです。

2020年9月26日にリリースされてから早くも人気沸騰中の「豪ドル/NZドル(通称:オージー・キウイ)」。すでにトラリピを仕掛けている方もこれから仕掛けたいと思っている方も、他の人がどんな風に運用しているのか気になっているのではないでしょうか?
今回のレポートでは、この「豪ドル/NZドル」に注目!リリースから2週間が経過した時点でのトラリピ設定の傾向、さらにバックテスト結果を踏まえた運用のコツも紹介します!

★みんなの豪ドル/NZドルトラリピ設定

まずは豪ドル/NZドルのトラリピ設定の傾向を見てみましょう。
集計期間は、マネースクエアでの取引が可能となった2020年9月28日から10月9日までの2週間です。

平均レンジ・平均利確幅・決済トレール設定率・ストップロス設定率は下記のとおり※。


※集計対象:10月9日時点で有効な豪ドル/NZドルのトラリピ注文

1pip=0.00010NZドルです。平均レンジは0.06368NZドル(636.8pips)で、現在特設ページで公開しているトラリピ設定(下限1.01000NZドル~上限1.13000NZドル)のおよそ半分程度となりました。平均利益確定幅は0.00615NZドル(61.5pips)。9月28日~10月9日の1日あたりの高低差の平均は0.00506NZドル(50.6pips)で平均利益確定値幅よりも小さいので、もしかしたら約定をしていない日もあったかもしれませんね。

決済トレール設定率は7.3%。一般的に人気の高い米ドル/円は27.6%で、豪ドル/NZドルの方が設定率は低くなっています。豪ドル/NZドルはどちらかといえばトレンドよりもレンジを形成する傾向があるため、このような結果になっているのかもしれません。
ストップロス設定率は11.3%でした。対する米ドル/円は14.2%。そう大きくは違いませんでした。ストップロス設定の有無は個人のリスク管理手法によるところが大きいため、目立って流動性が低いなどの状況でない限り、差が出にくいと言えそうです。

さて、平均的な設定傾向に加えて気になるのは「売りが多いのか、買いが多いのか」ではないでしょうか?相場状況のほかに「スワップが支払いなのか受け取りなのか」を参考にする方もいると思いますが、マネースクエアでは豪ドル/NZドルを取引する場合、今なら売りでも買いでもスワップは0※。
売りのトラリピと買いのトラリピの注文件数の割合を調べた結果は次のとおりです。


買いの方がやや多くなっていますが、ほぼ半分の割合で「売り」「買い」のトラリピが運用されています。レンジ相場を形成しやすいという特徴をもつ豪ドル/NZドルならではの結果と言えそうですね。
※スワップ0の期間は2020年9月28日~2021年4月1日(3月31日のNYクローズ)まで

さらに、トラリピ単位ではなく口座単位でも見てみましょう。10月9日時点で「売りのみ」「買いのみ」「売り買いの両方」で豪ドル/NZドルを取引している口座数の割合は次のようになりました。


実に74.7%、およそ4分の3の口座が「売り」「買い」両方のトラリピを仕掛けていることが分かります。

「傾向はわかったけど、売りと買いの両方を仕掛けるって難しそう」という方もご安心ください。豪ドル/NZドルの特設ページで公開しているトラリピ設定は売り買いの両方を仕掛けるものとなっています。次では、そのトラリピ設定のバックテスト結果を公開しています。ご参考にどうぞ!

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★賢く運用!ポイントは「利益確定値幅」

価格は仕掛けたトラリピのレンジ内で推移しているのに、なかなか利益確定されない……」
そう感じたことはありませんか?そんな時にぜひ見直していただきたいのが「利益確定値幅」です。「利益確定値幅」とは「どれくらい動いたら決済して利益確定するか」を意味する数値。利益金額と注文金額の関係で決まります。

ここでは、特設ページで公開している「トラリピ・Buy & Sell」のバックテスト結果を使って、「利益確定値幅」が違うと結果はどう変わってくるのかを見てみましょう。イメージをつかむには、具体例を見るのが一番です!

特設ページで公開しているトラリピ設定は下記のとおり。

<運用想定資金100万円の豪ドル/NZドル トラリピ設定>

赤枠で囲った部分が利益金額です。注文金額は0.1万通貨なので、利益確定値幅を計算すると0.00150NZドル(15pips)。「1.5NZドル÷1,000通貨=0.00150NZドル」という計算です。
今回は

① 利益確定値幅0.00150NZドル(利益金額1.5NZドル)=特設ページの設定と同じ
② 利益確定値幅0.00300NZドル(利益金額3.0NZドル)=特設ページの設定の2倍
③ 利益確定値幅0.00600NZドル(利益金額6.0NZドル)≒10月9日時点での平均利益確定値幅

の3パターンで、【2015年1月~2020年10月9日】の5年以上にわたる期間でバックテストした結果を比較してみました。赤枠内が売りと買いの合計です。




<ご注意事項>
本バックテストはあくまで過去の結果であり、実際のお取引とは異なります。また、将来の利益を保証するものではありません。お取引の参考情報としてご利用ください。売買に際してはお客様ご自身でご判断ください。

上記3パターンの中では利益確定値幅0.00150NZドル(15pips)のものがもっとも利益を獲得していますね。現在有効な豪ドル/NZドルのトラリピの平均利益確定値幅に近い0.00600NZドル(60pips)の場合と比べると、およそ15万円多く利益をあげる結果になりました。
ただしご注意いただきたいのは、「利益確定値幅は小さければ小さいほどよい」というわけではないということ。小幅な値動きを繰り返すような相場では、利益確定値幅は小さいほうが収益機会を逃さずコツコツ積み上げていくことができると言えるでしょう。豪ドル/NZドルについては、少なくとも上記の検証期間中は小さい利益確定値幅のほうが向いていたということです。

ところで、特設ページの設定では注文金額は最低取引単位の0.1万通貨となっていますが、利益確定値幅は0.00150NZドル(15pips)のままで注文金額を変えて取引をしたい方もいるかもしれません。トラリピの注文画面で実際に入力するのは利益確定値幅ではなく利益金額なので、参考として注文金額と利益金額の組み合わせをいくつか載せておきます。

<利益確定値幅を0.00150NZ(15pips)に設定するときの注文金額と利益金額>

例えば注文金額を0.5万通貨にするなら、上の表より利益金額は7.5NZドルとなります。注文画面での入力イメージは下記のとおり。


もしかすると、今設定しているトラリピを見直してみることでより効率よく利益を積み重ねることができるかもしれません!相場状況を見ながら検討してみてはいかがでしょうか?

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お読みいただき、ありがとうございました。
狭いレンジで値動きが多い」「ショック相場に強い」という特徴をもち、トラリピと相性が良いと言われる豪ドル/NZドル。売り買いともにスワップ0の今が特にねらい目です。当レポートや「トラリピレンジマップ」の情報も参考にしつつ、ぜひ運用に取り組んでみてください!

  • 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
  • 当レポートは実際の取引事例を参考にした情報の提供を目的としております。これらを利用したお取引について、当社は利益を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。
  • 相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

こちらでは、レポート内で紹介したトラリピ戦略の注文が可能です。どうぞご利用ください。

トラリピ戦略_トラリピ・Buy&Sell トラリピ戦略_トラリピ・Buy&Sell
※1「トラリピ・Buy&Sell」とは、通常のハーフ&ハーフをベースにして、レンジの中心部分(コアレンジ)において、売りトラリピと買いトラリピを両方を仕掛け、収益機会のチャンスを広げる戦略です。
※2ストップロス成立時の損失額はNZドル/円=70円で計算していますが、NZドル/円のレートによってはストップロス成立時の損失額が表記より多くなる場合もありますのでご注意ください。
※3ストップロス成立時の損失額が運用想定資金の30%以下になるように注文金額やトラップ本数を設定しています。
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