オセアニアレポート

2012/06/09
8日の海外時間オセアニア通貨は、スペインの救済観測が一転手掛かりとなりアジア時間の下落幅を埋める

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 ロンドン時間のオセアニア通貨は、スペインがEUに救済支援を求めるとの報道からリスク回避が進む。スペイン金融機関を救済するための資金がスペイン政府にないことから、EUに資金拠出を求めると一部メディアが報道したことでドル買いが進み、豪ドル/米ドル0.9521ドル・NZドル/米ドル0.76ドル台前半と本日の安値付近での取引となる。

また、週末にスペインの金融機関救済に関する欧州財務相電話会議が開催されることとなったことで結論を見極めたいとの思惑などから戻りも鈍い。

対円も同様に上値が重い取引となり、豪ドル/円78円台前半・NZドル/円60円台中盤の取引となりニューヨーク時間にバトンタッチ。

 ニューヨーク時間では、指標発表こそ乏しいもののスペインの動向に注目が集まり、引き続きドル買い優勢の展開に。ただ、ECB関係者から「スペインの正式支援要請を待っている」など支援に乗り出すことを窺わせるコメントが市場に伝わると、楽観ムードが強まり為替市場はドル買いから一気にドル売りの展開となり、豪ドル/米ドル0.9934ドル・NZドル/米ドル0.7714ドルとアジア時間の下げ幅をほぼ埋める展開に。また、米株式市場が上昇したことも連動性の高いオセアニア通貨の追い風となった模様。

対円はというと、ストレートが大きく上昇したことに連れる形でこちらも一転上昇を見せ、豪ドル/円78円台後半・NZドル/円61円台前半まで上昇。その後もスペインへの楽観的見方が下支えし終始上値を追う展開となり週末クローズを迎える。

 来週の注目材料は、14日RBNZキャッシュレートと欧州の動向。前者のRBNZキャッシュレートでは、据え置きが予想されています。今週RBAが利下げを発表し、欧州の問題がオセアニアに波及していることが確認されていますので、発表後の声明には注意したいです。

また、後者の欧州の動向では、週末の電話会議などいまだ予断を許さない状況が続いていますので、スペインの救済が行われるのかには注目したいです。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。
※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

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