オセアニアレポート

2012/05/26
25日海外時間のオセアニア通貨は、材料難の展開となるも欧州懸念が徐々に下値を模索させることに

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 ロンドン時間のオセアニア通貨は、経済指標や要人発言などが乏しく方向感に欠ける展開。対米ドルでは、今週も進んだリスク回避のドル買いポジションの調整なのか欧州の株高を背景にドル売りとなる場面があるも、スペイン金融機関のバンキアに対する公的資金注入額がかなり大規模になるのではとの観測もあり、リスク回避を後退させるには至らず上値の重い展開となる。豪ドル/米ドル0.97ドル台後半・NZドル/米ドル0.75ドル台後半とアジア時間の高値は更新。

対円も同様に上値を試しに行く場面を見せるも、ドル売りを背景にドル/円相場が下落に転じたことからクロス円全般の上値を抑える形となり、豪ドル/円・NZドル/円ともに横ばいの値動きに。

 ニューヨーク時間に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回るも、来週月曜日28日が米祝日のため3連休となることから週末意識して動意は限定的。

ただ、格付け会社S&Pがスペインの金融機関の格付けを引き下げたことや欧州委員の中からギリシャの現実的な離脱シナリオを想定しているなど欧州の懸念が高まる材料が目立ち米金融市場は徐々にリスク回避が進むことに。為替市場もリスク回避の流れから米ドルが買われる展開となり、豪ドル/米ドル0.9746ドル・NZドル/米ドル0.7517ドルと反落の形に。

対円はというと、ドル買いとなったことでドル/円相場が反発を見せ上昇したことから下げ幅こそ小幅なものに留まるも、ストレート通貨の下げ足が早まったことで連れて値を下げ、豪ドル/円77.60円・NZドル/円59.90円とこちらも海外時間の安値まで下落し週末クローズを迎える。

 来週の注目材料は、30日豪小売売上高と1日米雇用統計。豪小売売上高では、豪国内景気の中でもサービス業などが鈍化を見せていると豪議事録で触れられていただけに豪経済が下振れを見せれば来月の金利政策に影響を与える可能性もありますので注目したいです。

また、米雇用統計では、欧州債務問題の深刻化などから少なからず米経済にも影響が及んでいると考えられますので、3月・4月の雇用が鈍化を見せた米雇用環境には注目したいです。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。
※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

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