市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/02/17 14:01南アフリカランド/円が1年4か月ぶりの高値圏。テクニカル面から上昇圧力が加わる可能性も!?

[レビュー]

17日東京時間の外国為替市場は、方向感に欠ける展開。米ドル/円やクロス円は、おおむね昨日(16日)のNY終値水準での“もみ合い”となりました。

NZの昨年10-12月期の小売売上高が前期比+0.8%と、市場予想の+1.0%を下回りましたが、NZドルに大きな反応はみられませんでした。


[これからの展開]

南アフリカランドが堅調です。ランドは今週、対米ドルで1年半、対円で1年4か月ぶりの高値をつけました。プラチナなど南アフリカの主力輸出商品が反発傾向にあり、それがランドの支援材料となっています。

今週発表された南アフリカの1月CPI(消費者物価指数)は前年比+6.6%と、昨年12月の+6.8%から上昇率が鈍化。市場予想の+6.7%を若干下回りました。経済指標が弱めだったにもかかわらず、ランドはほとんど売られませんでした。ランドの地合いは強いと考えることができそうです。

南アフリカランド/円は、2006年4月の19.75円を起点とする長期下落トレンドを上抜けました。下落トレンドは今月時点で8.5円近辺に位置します。その水準以上を維持する間は、テクニカル面からも上昇圧力が加わりやすいとみられます。

南アフリカランド/円(月足、2005/1〜)

(出所:M2JFXチャート)

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