市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/04/28 15:07NZドル/円の目先の上値&下値メドは!?

[レビュー]

28日東京時間の外国為替市場は、小動き。おおむね昨日(27日)のNY終値水準での“もみ合い”となりました。日本の消費者物価指数や豪州の生産者物価指数、NZの貿易収支などが発表されたものの、為替市場に大きな反応はみられませんでした。


[これからの展開]

NZドル/円は4月12日に一時75.67円へと下落。昨年11月半ば以来、約5か月ぶりの安値をつけました。その背景には、4月に入り、シリアや北朝鮮情勢の不透明感を背景にリスク回避の動き(円買い材料)が強まったことが挙げられます。

その後、NZドル/円は反発。24日には77円台半ばへと上昇しました。シリアや北朝鮮情勢をめぐる懸念がいったん緩和しました。23日に行われたフランスの大統領選挙第1回投票で、マクロン前経済相と国民戦線のルペン党首が第2回投票に進むことが決まったことも、リスク回避の動きを後退させました。市場は、いずれも反EU(欧州連合)を掲げるルペン氏とメランション氏の双方が第2回投票に進むことを懸念していたためです。

NZドル/円は4月4日以降、200日移動平均線に跳ね返される展開が続いてきました。フランス大統領選挙後の反発局面でも、200日移動平均線にいったん上値を抑えられました。200日移動平均線が目先の上値メドになりそうです。200日移動平均線より上の水準で定着できれば、テクニカル面から上昇圧力が加わる可能性があります。一方、下値のメドとして、4月12日安値の75.67円が考えられます。

NZドル/円(日足、2016/10/13〜)
 
(出所:M2JFXチャート)

---------------------------------------


※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ