市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2017/05/19 09:17米国の政局関連のニュースに引き続き注意

(欧米市場レビュー)

18日の欧米時間の外国為替市場では、米ドルが反発。一時、米ドル/円は111.69円へと上昇し、ユーロ/米ドルは1.1075米ドル、豪ドル/米ドルは0.7409米ドル、NZドル/米ドルは0.6887米ドルへと下落しました。堅調な米国の経済指標が米ドルの支援材料となりました。5月フィラデルフィア連銀景気指数は38.8と市場予想の18.5を上回り、新規失業保険申請件数は23.2万件と、市場の予想(24.0万件)に反して前週の23.6万件から改善しました。

円は弱含み。ユーロ/円や豪ドル/円、NZドル/円は上昇しました。米国の政局をめぐる不透明感を背景としたリスク回避の動きが一服しました。

(本日の相場見通し)

市場の関心は最近、もっぱら米国の政局に向いてきました。トランプ大統領が9日、FBI(連邦捜査局)のコミー長官を突然解任。16日には、トランプ大統領が今年2月に当時のコミー長官に対して、フリン前大統領補佐官とロシアとの関係に関する捜査を打ち切るように求め、ロシアが昨年の米大統領選挙に介入していた疑惑をめぐる捜査を妨害していたと報じられました。野党・民主党からはトランプ大統領の弾劾を求める声もあるようです。米国の政局関連のニュースに引き続き、注意が必要です。

本日は、米国の主要経済指標の発表が予定されていません。カナダの小売売上高(3月)や消費者物価指数(4月)が発表されるものの、材料としては小粒の感があります。一方、米セントルイス連銀のブラード総裁が講演を行う予定です。そこでFRB(米連邦準備理事会)の金融政策の先行きについて新たな材料が提供されれば、為替市場が反応する可能性があります。

(アナリスト 八代和也)

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