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2017/03/24 09:00オバマケア改廃法案をめぐり米ドルはやや弱含み。同法案の行方に引き続き要注目!

(欧米市場レビュー)

23日の欧米の為替マーケットでは、米下院でオバマケア改廃法案の採決が延期されたことで、米ドルが弱含む展開となりました。

イエレンFRB議長はワシントンの会議で講演しましたが、金融政策や経済見通しへの言及はありませんでした。一方で、ウィリアムズSF総裁はウォールストリート・ジャーナルのインタビューで、「(データ次第だが)年に3回かもしくはそれ以上の利上げが理に適う」と発言。これを受けて米10年債利回りが持ち直したことが米ドルのサポート材料となりました。

2月の英小売売上高が市場予想の前年比+3.2%を大きく上回り、同+4.1%となったことを受けて、英ポンドは対米ドルで上昇。対円では米ドル/円の影響もあり、小幅の上昇にとどまりました。

欧州株は反発。独DAXは前日比+1.14%、英FTSE100は同+0.22%となりました。米国株は下落。NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比-0.02%、-0.11%、-0.07%で取引を終えました。

(本日の相場見通し)

本日は引き続きオバマケア改廃法案の行方に注目です。

米共和党の保守派はオバマケアの完全な撤廃を求めています。一方で、穏健派は無保険者が大幅増加するとの試算に懸念を示しています。

同法案は早ければ米国時間24日にも採決される可能性があります。ただ、保守派グループの下院自由議員連盟のメドウズ議員は「まだ、賛成するメンバーが十分ではない」と指摘しています。

同法案が早い段階で可決されれば、米ドル・米国株・米金利の上昇材料となりそうです。
逆に否決されたり採決までが長引いたりするようなら、今後の政権運営への懸念が高まりそうです。その場合、上記反応とは逆の動きとなるかもしれません。

※オバマケア改廃法案については「スポットコメント」もご参照ください。

(市場調査部)

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