英ポンド(GBP)の特徴

英ポンド(GBP)英国

世界で4番目に取引量の多い、かつての基軸通貨
政策金利の高さと値動きの大きさが特徴。

英ポンドの特徴とは

イギリスの通貨。エジプトでも通貨単位としてポンドが使われていますが、単にポンドといえば、通常はイギリスのポンドを指します。スターリング・ポンドという呼び方もあります。
大英帝国時代から第二次世界大戦直後までは世界の基軸通貨でしたが、その後の英国経済の衰退とともに、基軸通貨の地位を米ドルに取って代わられました。それでも、世界で4番目に取引量の多い国際通貨として取引されています。

EU(欧州連合)加盟に伴って、ヨーロッパ共通通貨であるユーロ導入も検討されましたが、国内に反対が多く、通貨統合への参加は見送られました。
そのため、BOE(イングランド銀行、英中銀)が紙幣を発券、政策金利のコントロールを行っており、多数の国々の中銀の集合体であるECB(欧州中央銀行)に比べて、機動的な金融政策を採れるといわれています。

イギリスはEU加盟国であり、地政学的にもヨーロッパの一部にあるため、値動きがユーロに似る局面も多々みられます。
一方、米ドル、ユーロに比べて流通量が少ないために投機の対象になりやすく、1単位あたりの円価格も大きいため、値動きが激しくなり易いといわれています。
2016年5月末現在、EU離脱問題(Brexit:ブレクジット)に焦点が集まっており、2016年6月に行われる国民投票でEU離脱が決まれば、英ポンド相場は下落するとの見通しがあります。

英ポンドの為替動向

通貨ペア bid ask change open high low
FLAG GBP/JPY

英ポンド/円の月足チャート

※チャートは過去5年分です。高機能なFXチャートスクエアもご活用ください。

英ポンドの変動要因とは?

主な上昇要因

国際情勢 軍事衝突など地政学リスクや世界的な金融不安の後退
政治 特になし
金融政策 金融引き締め観測の高まり
経済指標 GDP、CPI、PMIなど経済指標が市場予想を上回る良い数字の場合

主な下落要因

国際情勢 軍事衝突など地政学リスクの高まりや世界的な金融不安の台頭
政治 特になし
金融政策 金融引き締め観測の後退
経済指標 経済指標が市場予想を下回る悪い数字の場合

※上昇要因・下落要因は現在の環境による一般的な目安であり、市場の注目度や見方により真逆の値動きになることがあります。

英国の概要

国・地域名 グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国
(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)
首都 ロンドン
位置 北緯51度30分、西経0度07分(ロンドン)
面積 24万2,514km2
人口 6,460万人(2014年 英国国家統計局)
主要言語 英語

英国の経済・貿易データ

経済データ
名目GDP額 2兆8,649億米ドル (2015年推計 IMF)
実質GDP成長率 2.5% (2015年推計 IMF)
1人当りGDP 44,117米ドル (2015年推計 IMF)
財政赤字 対GDP比 4.3% (2015年推計 IMF)
消費者物価上昇率 0.3% (2016年2月 英国国家統計局)
失業率 5.1% (2015年11月-2016年1月 英国国家統計局)
経常収支(国際収支ベース) -924億7,000万ポンド(2014年 Bloomberg)
貿易収支(国際収支ベース) -359億4,000万ポンド(2015年 Bloomberg)
外貨準備高 1,304億8,600万米ドル (2015年 IMF)
貿易データ(2014年 JETRO)
輸出額 3,807億ユーロ(2014年 JETRO)
輸入額 5,148億ユーロ(2014年 JETRO)
輸出品目(上位品目) 原油・石油製品、自動車、医薬品、発電機(2014年 JETRO)
輸入品目(上位品目) 原油・石油製品、自動車、食料品、電気機器(2014年 JETRO)
輸出相手国(上位国・地域) アメリカ、ドイツ、フランス、オランダ、アイルランド、中国(2014年 JETRO)
輸入相手国(上位国・地域) ドイツ、アメリカ、中国、オランダ、フランス、アイルランド(2014年 JETRO)

英国の主な祝祭日

★:銀行休業日(JETRO、Bloomberg)

2016年
1月1日 ニューイヤーズ・デー(New Year’s Day)★
3月25日 聖金曜日(Good Friday)★
3月28日 復活祭月曜日(Easter Monday)★
5月2日 アーリー・メイ・バンク・ホリデー (Early May Bank Holiday)★
5月30日 スプリング・バンク・ホリデー (Spring Bank Holiday)★
8月29日 サマー・バンク・ホリデー (SummerBank Holiday)★
12月26日 ボクシング・デー (Boxing Day)★
12月27日 クリスマス (Christmas Day、振替休日)★

※地方によっては、表記と異なる場合があります。

(データ出所:JETRO、IMF、外務省、Bloomberg、英国国家統計局)

※掲載されているデータ・情報については、万全を期しておりますが、その正確性・安全性等を保証するものではありません。また、掲載されているデータ・情報等は、作成時点におけるものであり、当社は予告なくこれを変更・訂正することがあります。

その他のマーケット情報

世界の主要通貨国基礎データ

ページトップへ