カナダドル(CAD)の特徴

カナダドル(CAD)カナダ

米ドルとの連動性が高い資源国通貨
資源国通貨ながら、健全な財政体質を持ち、先進国通貨の特性を合わせ持つ通貨。

カナダドルの特徴とは

カナダは英連邦の一員ですが、地理的関係から経済的には米国との結びつきが深く、カナダドルは、米ドルに類似した動きをします
また、カナダは石油や天然ガス、金属などエネルギー・鉱物資源が豊富であり、森林資源にも恵まれています。そのため、カナダドルは資源国通貨という、もう一つの側面を持っています。シェール革命は米国だけでなく、カナダの原油生産にも大きなプラスとなっています。

カナダでは、堅実な経済運営が行われています。2000年代の財政収支と経常収支はリーマンショック前まで黒字を計上しており、その後も赤字は小幅にとどまっています。 また、金融システムが安定しており、その中心的プレイヤーである五大銀行は健全な経営を誇っており、リーマンショックでも大きな傷を負いませんでした。

カナダは、大手格付け会社3社がいずれも最上級の格付け(AAA)を付与している9カ国のうちの一つです。
金融政策は、中央銀行であるカナダ銀行(BOC)が運営。米国との経済の連動性が高いため、金融政策は米FRB(連邦準備制度理事会)にやや遅れて追随する傾向がみられます。

カナダドルをみるうえで最も重要なのは、米ドルの動きです。とりわけ、対円では似たような動きをします。
カナダドルの対米ドルの動きと関係が深いのが、原油価格の動きです。原油価格が上昇する局面では、産油国であるカナダドルが対米ドルで上昇しやすく、逆に原油価格が下落する局面では下落しやすくなります。

カナダドルの為替動向

通貨ペア bid ask change open high low
FLAG CAD/JPY

カナダドル/円の月足チャート

※チャートは過去5年分です。高機能なFXチャートスクエアもご活用ください。

カナダドルの変動要因とは?

主な上昇要因

国際情勢 中東情勢の緊迫化による原油価格の上昇
政治 要人のカナダドル高誘導・容認発言
金融政策 金融引き締め(観測の高まり)
経済指標 製造業PMI、月次GDPなどの経済指標が市場予想を上回る良い数字の場合
その他 原油などの資源価格の上昇

主な下落要因

国際情勢 地政学リスクや金融不安の台頭
政治 ケベックの独立運動など政治不安
金融政策 金融緩和(観測の高まり)
経済指標 経済指標が市場予想を下回る悪い数字の場合
その他 財政収支や経常収支の悪化、株安や市場金利の低下

※上昇要因・下落要因は現在の環境による一般的な目安であり、市場の注目度や見方により真逆の値動きになることがあります。

カナダの概要

国・地域名 カナダ(Canada)
首都 オタワ
位置 北緯45度25分、西経75度42分(オタワ)
面積 998万4,670km2
人口 3,604万人(2016年1月 カナダ統計庁推計)
主要言語 英語・フランス語

カナダの経済・貿易データ

経済データ
名目GDP額 1兆7,796億米ドル (2014年 世界銀行)
実質GDP成長率 2.5% (2014年 カナダ統計局)
1人当りGDP 50,144米ドル(2014年 世界銀行)
財政赤字 対GDP比 1.66% (2015年推計 IMF)
消費者物価上昇率 1.4% (2016年2月 カナダ統計局)
失業率 7.3% (2016年2月 カナダ統計局)
経常収支(国際収支ベース) -657億2,000万カナダドル(2015年 Bloomberg)
貿易収支(国際収支ベース) -474億カナダドル (2015年 Bloomberg)
外貨準備高 747億米ドル(2014年 世界銀行)
貿易データ
輸出額 5,250億カナダドル (2014年 JETRO)
輸入額 5,120億カナダドル (2014年 JETRO)
輸出品目(上位品目) 原油、乗用車、石油および歴青油(原油除く)、金、天然ガス
輸入品目(上位品目) 原油、乗用車、自動車部品、石油及び歴青油(原油除く)、輸送車両
輸出相手国(上位国・地域) アメリカ、中国、イギリス、日本
輸入相手国(上位国・地域) アメリカ、中国、メキシコ、ドイツ、日本

カナダの主な祝祭日

★:銀行休業日(JETRO、Bloomberg)

2016年
1月1日 ニューイヤーズ・デー(New Year’s Day)★
3月25日 聖金曜日(Good Friday)★
3月28日 復活祭月曜日(Easter Monday)
5月23日 ビクトリア女王誕生日(Victoria Day)★
7月1日 建国記念日(Canada Day)★
8月1日 市民の日 (Civic Holiday) ★
※州によって異なります
9月5日 勤労感謝の日(Labor Day)★
10月10日 感謝祭(Thanksgiving Day)★
11月11日 戦没者追悼日(Remembrance Day)★
12月26日 クリスマス・デー(Christmas Day、振替休日)★
12月27日 ボクシング・デー(Boxing Day、振替休日)★

※州によっては、表記と異なる場合があります。

(データ出所:IMF、外務省、カナダ統計局、JETRO、世界銀行、Bloomberg)

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その他のマーケット情報

世界の主要通貨国基礎データ

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