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2013/05/22
マーケット: FEDに揺れるドル相場

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「円軟調」
ユーロ/ドル=1.2905ドル ユーロ/円=132.28円 ドル/円=102.49円 豪ドル/ドル=0.9802
 21日の欧米の外国為替マーケットでは、ドル相場はFRB関係者の発言に揺れる展開でした。

英語ではFRBのことを一般にFEDと言います。Federal(連邦)の略語ですが、マーケットでは連邦銀行、つまりFRBや12ある地区連銀を指します。外国為替マーケットでは、FRBが実施している月850億ドル規模の長期国債とMBSの買い入れプログラムを縮小するかどうかに敏感になっています。縮小された場合はドル相場を押し上げるとされています。

先週から地区連銀の総裁らの発言でドル相場が動いていますが、この日は、FOMCの投票メンバーである2人の総裁が発言しました。

セントルイス地区連銀のブラード総裁は、ドイツ・フランクフルトの講演の中で「量的緩和(QE)を継続すべき」と述べました。一方、ニューヨーク地区連銀のダドリー総裁は「FEDが買い入れプログラムを拡大すべきか縮小すべきか決めていない」と語りました。

マーケットは、ブラード総裁の発言に反応、ドルが対ユーロでやや軟化しました。ドルは、対オーストラリアドル、対ニュージーランドドルでも下落しました。ただ、ドルの下げ幅は限定的でした。

明日22日には、FRBのバーナンキ議長の議会証言、そして前回のFOMCの議事録が公表されます。特にバーナンキ議長の発言が相場を大きく動かす可能性があります。  

円は軟調でした。甘利経済再生相が、円買いを誘った前日の発言をやや修正したことが影響しました。マーケットでは、依然として円相場が中長期的に下落するとの予想が優勢です。

ところで、ロイターは、投資家の間でスイスフランの下落見通しが増えていると伝えました。デフレリスクが台頭、今後数ヶ月でスイスフランが下落するとの思惑で、ヘッジファンドなどがスイスフラン安で利益が出るオプションを買う動きが広がっているとしています。

「米株上昇」 ダウ 15387(+52ポイント) ナスダック 3502(+5ポイント) S&P500 1669(+2ポイント)
 21日のニューヨーク株式相場は上昇しました。ブラード総裁とダドリー総裁の2人のFRB地区連銀の発言でQEが当面続くとの見方が強まりました。

個別には、決算が強かったホームデポが大幅高でした。反面、新型のゲーム機『Xボックス・ワン』を発表したマイクロソフトが小幅安でした。

米国債の利回りは小幅低下しました。原油相場は下落。金相場は反落しました。

NY時間21日午後4時、東京時間22日午前5時の数字です。

[MAY 21 2013]No 0318333

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません
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NOTE PROFILE

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Market Editors
【データ提供】

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者 昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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