円高?円安?
「相対的に見て」高いのか、安いのか
円高と円安。
ニュースなどでよく耳にするこれらの言葉について、ここで理解を深めておきましょう。
まず皆さん、「モノの価格はどうやって決まるのか」をご存知でしょうか?
すべてのモノの価格は需要と供給のバランスで決まります。
たとえば・・・
インフルエンザや花粉症が流行すると、マスクの価格が高くなることがあります。
これはマスクを買いたいと思う人(⇒需要)が増えるためです。

ほかにも、たとえば秋にサンマがあまり捕れない(不漁)となると、スーパーなどで価格が高くなることがあります。
これはサンマを提供できる量(⇒供給)が減ってしまうためです。

外国為替のレートも、需要と供給のバランスで決まる
通貨も同じです。そして、その変動要因は経済に関することが一般的です。
たとえば“アメリカの雇用が改善された”など、アメリカ経済にとって良いニュースが出れば、ドルを買いたい人が増えてレートは高くなる傾向があります。

これがドル高・円安です。
ドルと円を相対的に見て、ドルの需要が増加したため、必然的に円の需要が減少した(つまり円安になった)という図式です。
逆に、たとえば“アメリカで台風被害が拡大”など、アメリカ経済に対して悪いニュースが出れば、ドルのレートは安くなる傾向があります。

これがドル安・円高です。
ドルと円を相対的に見て、ドルの需要が減少したため、必然的に円の需要が増加した(つまり円高になった)という図式です。
またドルについてのニュースがなかったとしても、円に対するニュースが出たりすれば、相対的にドルのレートが変動します。
このように、“2国間の通貨を比較して、相対的な価値が高いのか、安いのか”。
それがレートの変動するしくみであり、円高、円安という言葉が使われている背景なのです。
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