投資家の皆さまへ
平成22年2月1日、FX業界は新たなステージへと突入いたしました。この日から、金銭信託による資産の区分管理方法がすべてのFX業者に義務付けられました。しかし、今回の規制強化に当たり、当社が改善しなければならないことはほとんどありませんでした。これは当社がゆるぎない信念で行ってきたことが正しかったということ、また、さらなる優位性を発揮するときがやってきたことを意味しています。
今回の規制の概要は下記のとおりです。
FX取引における規制が変わります
いわゆる"リーマンショック"以降、世界の金融市場では、一斉に過剰投機やマネーゲームを規制する流れが鮮明となりました。FX業界においても、資産の区分管理方法と、証拠金倍率に関しての本格的な規制が導入されることとなりました。
資産の区分管理方法が金銭信託一本化へ
これまで、FX業者の破綻が起きる度に問題となっていたのは、お客様からお預かりしている資産と、FX業者が自己で保有する資産とが区分されておらず、お客様に証拠金等が戻ってこなかったことです。これまでは、区分管理する方法として、金融機関への預金やカバー取引のためのカウンターパーティー先への預託等も認められていましたが、これでは、FX業者やカバー取引先の破綻によるリスクからお客様の資産を完全に守ることはできません。今回の規制導入により、すべてのFX業者はお客様からお預かりしている資産の全額を金銭信託にて区分管理しなければなりません。
証拠金倍率の規制
今までのFX取引は、100倍以上のレバレッジを提供しているFX業者が大半で、中には600倍や700倍というFX業者も存在していました。しかし、金融危機の余波で為替相場が乱高下するケースも散見される中、FX市場では短期間で売買を繰り返す取引が増え、FX業者がレバレッジを高めれば高めるほど、投機的な取引を助長する状況が続きました。健全なFX市場を育成していくためには、歯止めをかけることが必要だったのだと思います。今回の規制導入により、レバレッジの上限が、昨年の8月から50倍、今年の8月から25倍になります。
創業当時からの変わらない精神
当社は、創業当時からこれまで、一貫してお客様に「資産運用としてのFX取引」を提案し、お客様が中長期の視点を持ってFX取引を行えるよう、その環境づくりに専念して参りました。そのひとつが、平成16年7月に開始した信託保全スキーム「トラスト アカウント プロテクション®」です。
「トラスト アカウント プロテクション®」は当社独自の資産保全スキームです。その特長は、為替差損益、スワップも含めお客様の資産状況を毎日保全すること、信託管理・カバー取引の一元化で区分管理の透明性を実現していること、円だけでなく米ドルやユーロなど外貨で預けている証拠金も保全されることです。このような仕組みを採用することで、お客様に安心してお取引をして頂けます。
また、当社は創業当時より比較的低いレバレッジでお客様へのFX取引を提供してきました。レバレッジを低くすることで、リスクコントロールに重点をおいた資産運用が可能な投資環境を提供してきました。
これらの仕組みを当社は規制や他社に先駆けて導入しております。これは当社があくまで「資産運用としてのFX取引」にこだわり、お客様との長く厚い信頼関係の構築に注力してきたものであります。当社はこれからも常にお客様の中長期的な資産運用の一部として、多くのお客様の資産運用の一助となるよう最大限努めて参ります。
最後に
FX市場が金融商品としての正常化への過渡期に入ったということは、当社が考えるFX投資がいよいよ現実になってきたことを意味するものであり、投資家の皆様にとっても資産運用という視点での健全な環境が構築されようとしていることにほかなりません。私たちM2Jは、これからも健全な投資運用環境の将来を見据えた経営姿勢をもって、投資家の皆様をはじめとする様々なステークホルダーの皆様のご期待に沿えるよう、役職員一同邁進して参る所存です。
今後とも尚一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
株式会社マネースクウェア・ジャパン
代表取締役社長 相葉 斉





