サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2016/12/29 09:142017年の日経225を予想【第39回】

今年は最後にトランプ相場がやってきて、上昇トレンドを保ちつつ年越しとなりそうですね。
私もそんな印象を持っています。トランプが当選した時にはこうなるとは想像もしていませんでした。
そうですね。ここまでマーケットの上昇を予想した人は金融界の中でもいないと思いますよ。ところで、年末になると『来年の日経平均株価はいくらになるのか?』という予想が多く発表されますよね。そこで、今回は来年の相場を考えてみましょう。
それは面白いですね。ぜひ、よろしくお願いします。
では、単刀直入に訊きたいと思います。K太さんは来年の日経平均株価の高値はいくらぐらいになると思いますか?
巷の雑誌などを見ると日経平均株価は2万円を超えるといった記載も多いですよね。ですので、私もトランプ大統領の就任式の演説次第では、一時的に2万円を超える場面もあるのではないかと思っています。
なるほど、しかし専門家の予想もまちまちですよね。そうそう、それと来年の株価予測で興味深い話を紹介しますね。
興味深い話ですか!それこそ興味深いですね。
毎年1月3日の日本経済新聞に企業の社長が予想する日経平均株価が発表されます。この記事を読んだことはありますか?
あります、あります。でも、あまり当たっていないのではないですか。
その通りです。
記事を読むだけでなく、ちゃんとフォローもしているのですね。感心です。
やっぱり、今年1年が景気の良い1年になりそうなのか否かは気になりますからね。でも、株価も景気も予想はなかなか当たらないですよね。
実は『予想』という字は後ろから読むと『うそよ』となり、『当らない』と言われています。
うまい!誰が考えたのですか?
昔から言われています。ただし、1月3日の新聞で発表される株価予想の上限ないしは下限を超えることが多いので、その上限と下限の数字には注目した方がいいと思います。
なるほど、どちらかを超えていくことが多いのですね。面白い見方です。
では次に、僕らも来年の数字をしっかりと予想していきましょう。まず、マーケット予想というのは投資家自身の投資スタンスによって変わります。 たとえば、30分足や時間足で分析したり、日足や週足で分析する人もいるでしょう。でも、来年の予想は長い期間を考えなくてはならないので、月足などを参考にすると良いと思います。そこで、図を見てください。これは日経225の月足です。

月足は滅多に見たりしないです。でも、今年の後半に大きく上がっているのがよくわかります。
以前にローソク足の見方でもお話しましたが、マーケットは過去の高値や安値の水準を意識して動いています。本当に意識しているのかどうかはわかりませんが、結果としてそうなることが多いのです。今回も赤線を引いた水準15,000円から16,000円の水準がポイントになっているのがわかりますよね。
たしかに、今年の安値もこの横線の水準で下げ止まっているのがわかります。
そして、この水準は2013年から2014年にかけてのもち合いになっていた水準でもあるのです。
本当ですね。過去の値動きの影響を受けている、と考えることができますね。
そうなのです。つまり、チャート分析の観点から下げ止まる水準で今回も下げ止まったということが言えると思います。しかも、月足でも下ヒゲの長いローソク足が出現していますよね。
下ヒゲの長いローソク足というのは、下げ止まりから流れが変わることを示唆することが多いのですよね。
その通りです。ということは、今度は前の高値を意識した動きになったと考えてもいいのではないでしょうか。
うーん、そうなると前の高値である21,000円を目指すように見えますけど。
そうですね。トランプ新政権が無難なスタートを切れば、前の高値を意識した動きは期待できるかもしれません。ですので、私の高値予想は22,000円ぐらいを考えています。
22,000円ですか!それはちょっと明るい話ですね。いつぐらいに高値を付けるのかなども考えたりするのですか?
時期は難しいですが、考慮しておくべき時間、特に年の前半はトランプ氏の大統領就任式前後と5月のゴールデンウィーク前後が重要だと思います。
このまま上がり続けるということでしょうか?
一気に高値を達成するのは難しいと思います。したがって、調整を繰り返しながらだと考えています。そうなると、次の押し目がどこで下げ止まるかがポイントになると思うのですが、18,000円を終値で割り込まなければ、20,000円超えの確率は高まると考えています。
なるほど、参考になります。でも、良い話ばかりではないですよね。マーケットが悪くなる要素はありますか?
外部要因には気を付けなくてはなりません。トランプ新政権の動きはもちろん、先日もイタリアの国内第3位の銀行が国の支援を受けることになりました。また、ドイツ銀行の経営問題もくすぶっています。そうしたヨーロッパは右傾化し、保護主義的な動きも強まっています。

年末にかけて、テロのような事件も頻発していますからね…。
また、来年はフランスの大統領選挙やドイツでも連邦議会選挙があります。
本当に外国の選挙には泣かされましたからね。
他にも原油価格の上昇も気になります。いずれにしても海外要因には要注意だと思います。
下落の場合にはまず今年の安値前後がポイントになると考えればいいのですか?チャートを見ての判断ですが。
チャートの読みに慣れてきましたね。そうだと思います。ですので、私の来年の日経平均株価の予想は19,000円を中心に±3,000円をまずは考えたいと思います。
わかりました!でも、この数字、ちゃんと覚えていますからね。来年もよろしくお願いします。
(ギクッ・・・)はい、よろしくお願いします。

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

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