サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2017/08/17 10:43マーケットの緊張【第71回】

こんにちは、K太さん。先週は口座への入金も終わりヤル気満々でしたが、何か動きはありましたか?
今週もよろしくお願いします。いやあヤル気はあったのですが、NYダウの大きな下落を含め、日経225なども下落し始めたことから急に不安になって、手を出せなくなっています。これはやはり北朝鮮問題ですよね?
そうですね。今週の動きは最近になく北朝鮮問題が注目され、緊張感も増していると考えられます。
北朝鮮がグアムに向けて4発のミサイルを同時に発射する計画がある と公表したことを受けて、トランプ大統領も厳しい口調で警告を発しましたよね。これらが報道されてから慌ただしくなったような気がします。

もちろんトランプ大統領の厳しい言動も注目されますが、その言動とは逆にアメリカの高官の反応が冷静であったりもします。どちらが本当の姿なのか。もし、本当にそれらの言動に温度差があるのであれば、アメリカ政権内での不協和、まとまりのないことの証明になりますからね。これも問題です。
そう言えば、5月頃にも北朝鮮問題で軍事衝突があるのではないかと連日のようにメディアでは報道をしていましたよね。でも結局、あの時には何も起きなかったじゃないですか。だから、今回も大丈夫であろうと期待したいのですが。いかがですか?
こればかりはわかりません。資金が投資に向かいやすい環境を『リスクオン』と言うのですが、今の環境がリスクオンの状態である、とは言い難いです。なぜなら、5月の時とは状況が違うからです。
どこが違うのですか?
いくつか注意をしないといけない点があります。その一つは日経225です。下落が鮮明になってきましたよね。つまり、高値の狭いレンジでもち合っていたのが下放れてきた感があるのです。
でも、8月10日の日経平均株価の終値はまだ19,700円前後ですよね。
K太さん、CFDは日本の祝日でも取引が出来るのを忘れていませんか。8月11日は山の日で日本は祝日ですが、取引は行われています。ここがCFDの魅力の一つですよね。
そうか、日本の祝日でも取引が出来るのがCFDの特徴でしたね。つまり、最新の情報や状況を考慮した価格で祝日も取引ができるのが良いですよね。僕みたいな会社員は、祝日であれば堂々と昼間にトレードもできますし。
その通りです。そして、その最新の日経225は19,300円台まで下落しているのです。
エッ、そうなんですか。それは週明けの日本の株式市場は下落からスタートするということが予想されるということですよね?
そうですね。先ほども指摘したように、下放れ感があるのでちょっと注意する必要がありますね。でも、気になることはそれだけではないのです。
どういうことですか?
5月に北朝鮮問題で緊張感が増しているとメディアは報道していましたが、国内の軍事関連銘柄は比較的安定した動きをしていました。しかし、今回は軍事関連銘柄が上昇してきているのです。
本当ですか。それは知りませんでした。それは今回の北朝鮮問題でマーケットは警戒をしているということですね。
はい。また、NY金もジワリと上昇しているのです。
なるほど、昔から有事の時には金が買われる、というのは聞いています。そう言えば、為替も円高になっていますよね。新聞などの解説を読んでいると『安全な円を買う動きが出ている』と書いてありました。

はい、先ほどのリスクオンとは逆に、リスクを回避するために投資資金が安全資産に移動しやすい状況を『リスクオフ』と言いますが、現在のマーケットはリスクオフが強く出ていると言えるでしょう。
こういう時はやはり慌てて投資をする必要はないですよね?
そうですね。自分が納得した状態で投資をすることが大事です。
自分では、先週までは高値を更新していくNYダウに興味を持っていました。しかも、配当相当額を期待できますよね。でも、下がってくると逆に買えなくなるものですよね。
わかりますよ、その気持ち。日経225に対しても同じではないですか?
その通りです。特に、日経225は2万円前後でのもち合いが続いていたので、その方向性を掴めなかったのですが、ここにきて下放れた動きを見ると、同じように買えないものです。
はい、通常もち合いを放れた場合には、放れた方向にトレンドが出ると考えられますからね。FTSE100はどうですか?
FTSE100は配当相当額もあり安い水準であれば買いたいな、と考えていたのですが、先週の前半に今年6月の高値に接近したかと思うと、先週末にかけて大きく下落したのを見てしまったので、やっぱり手が出ないのです。
なるほど。では、売りポジションは考えないのですか?
北朝鮮の問題がどこまで行くのかが分かりませんし、NYダウもFTSE100も配当相当額が期待できるということは、売りポジションの場合には配当相当額がマイナスになるということを考慮しないとなりませんよね。ですから、これも・・・手が出ないのです。
K太さんの分析はよくわかりますよ。では、DAXはどうですか。DAXの売りを考えても良いのではありませんか?
はい、DAXは配当相当額がないので、こうした環境下で売りやすいのですが、6月の高値から8%以上下落してきていることに加え、北朝鮮の問題も日本などよりも影響を受けにくいと思っているので、下げ止まる可能性も十分あるよなと考えてしまいます。
K太さん、思った以上にしっかり分析しているではありませんか。
そうですか、ありがとうございます。ですので、もう少し落ち着いて、方向性が出てきた段階で決めたいと思います。
熱くなっていたK太さんが慌てないで、冷静に反応しているのが分かって少し安心しました。難しい局面ですが、慎重に頑張ってください。
褒めていただきありがとうございます。頑張って観察します。

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

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