サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2017/10/19 10:05トレンドの変化を見つける3つの手法【第80回】

こんにちは。今週の株式市場も堅調でしたね。
はい、私も次のトレードチャンスを見つけようと、仕事から帰ると毎晩欠かさずに値動きをチェックしていたのですが、どの株式市場も上昇しているし、乗り遅れてしまったという感じが強くて結局は手が出ませんでした。
そうですね。NYダウも最高値更新が続いていますし、日経平均株価も21年振りの21,000円台乗せとなりましたね。
そのような景気の良いニュースを聞いていると、してはいけないとは分かっているのですが、FT100を決済しなければ良かった、とちょっと後悔していました・・・。
K太さん、その気持ちはわかりますが、そのような気持ちは焦りにも通じますので、常に平常心を保てるようにしましょう。これからもこのようなことは何回もありますからね。
すみません、わかりました。精神修行だと思って頑張ります。ところで、今回は教えていただきたいことがあるのですが。
おっ、自発的で良いですね。僕にわかることであれば、何なりと。
ありがとうございます。現在のように高値を更新しているような強いトレンドはどこを見ていれば変化の兆候を見つけられるのかな、ということです。今回のトレードで、私はRSIやストキャスティックスを使って『買われ過ぎ』を判断しました。でも、まだトレンドは続いているではないですか。
では、トレンドの変化を見つけるテクニカル分析を3つ紹介しましょう。一つは『移動平均線』です。これはK太さんも今回使いましたよね。
はい、10日の移動平均線を使っていたのですが、移動平均線が上向きでしたので、上昇トレンドが続いていると判断しました。
シンプルですが、便利なテクニカル分析ですよね。K太さんが言ったように、移動平均線はその線が向いている方向にトレンドが出ていると考えます。ということは、移動平均線が上向きから真横に変化し、そして下向きになることがトレンドの変化の判断材料となります。
はい、それはわかりやすい使い方だと思います。
二つ目は、エンベロープを紹介しましょう。

挿絵1

聞いたことがあるような・・・以前、教わったような記憶があります。
エヘン!一度、解説をしていますよ。エンベロープというのは、移動平均線から価格がどれくらい離れるとその逆の動きが出るのかを判断するテクニカル分析です。
少し、思い出してきたような。
例えば、20日の移動平均線に対して、2%とか3%と言った具合に乖離させたラインを引くのです。すると銘柄によっては20日の移動平均線から2%乖離する動きになると反転する傾向があったり、他の銘柄では3%乖離で反転しやすかったりと、移動平均からの乖離率を測るという特徴があります。
日経225の場合にはどれくらいの数字を用いれば良いのでしょうか?
僕の経験則ですと、日経225などのように株価指数の動きと同じになるものは、20日の移動平均線に対して、2.5%と2倍の5%という乖離率から始めると良いと思います。
あ、これいいですね。日経225の場合、ほとんどのケースは2.5%の乖離率の内側に収まりますね。たまに2.5%を超えたとしても、5%以内には収まっています。
でも、現在は2.5%を超えてきていますよね。
これは今回のトレンドが強いということを示しているのですよね。そろそろ5%に近づいて来たら注意をしないということですね。これも便利です。
さて、3つ目は『DMI』というテクニカル分析です。DMIはその計算式などの詳細を説明しようとすると時間がかかりますので、今日は使い方と考え方を中心にお話しましょう。

挿絵2

ありがたいです。よろしくお願いします。
まず、結論から言っておきますね。『ADX』という数字の線の変化に注意をしてください。
ADXですか。
そうです。では、テクニカル分析の中からDMIを選んでください。そこに『+DI』、『-DI』そして『ADX』という項目があります。ここではパラメーターを+DIと-DIを『10』、ADXを『7』にして、表示はADXだけにしましょう。
なぜ10なのですか?
実は、このDMIはRSIを開発した人と同じ人が開発しているのですが、その教科書ではパラメーターがRSIと同じ14日と比較的大きな数字が掲載されています。でも、今のように週休2日時代であれば2週間分の10日を使った方が良いと思います。
なるほど・・・そして、このADXをどのように見るのですか?
実は、このADXはトレンドが出ている状態の時に数字が上昇するのです。
どういうことですか?トレンドが出ていればADXの数字が上昇していくという意味でしょうか。
その通りです。上昇トレンド、下落トレンドの区別なく、とにかくトレンドが出ていればADXの数字は上昇してくのです。
トレンド探知機みたいですね。
いいですね、その表現はピタリですよ。つまりADXの上昇が止まり、下落に転じる時というのは、それまでのトレンドの流れが変わることを意味しているのです。
本当ですね。このADXの上昇から下落に転じたところを見ると確かにトレンドが変わっています。
ですよね。では、今のADXはどのようになっていますか?
大きく上昇しています。このADXの上昇を見ても、今の上昇トレンドが強いことがわかります。
ということは、このADXが下落に転じた時こそトレンドが変わる可能性があるということになります。
いやぁ、この探知機はいいですね。最高値更新や20年振り以上の高値を更新しているような時などに参考になりますね。
気に入ってもらって何よりです。
ありがとうございました。ちょっと、今日教わったことを使いながら今週は頑張ってみます。

感想

筆者プロフィール

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川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

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