サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2017/02/16 18:44知っ得!CFDの「配当相当額」とは?【第45回】

今回もよろしくお願いします。
先日はマーケット関係者のみならず多くの人が注目した日米首脳会談が行われましたね。
いやぁ、ドキドキしましたよ。首脳会談が開催されるまでは、トランプ大統領のツイッターや大統領令などでハラハラしていたところに、会談で一体何が飛び出してくるのか、と思って見ていました。
そうですね。しかも、会談の前にイスラム圏7カ国の入国を禁止した大統領令を連邦控訴裁が差し止めたことから、その影響が出るのではないかとも言われていましたからね。
場合によってはマーケットだって大きく動いた可能性がありましたよね。でも、幸いなことに大きな動きは無かったので、ホッとしています。
おっしゃる通りです。しかも、トランプ大統領は安倍総理との記者会見で目を下に落として、メモを読んでいましたよね。これはスタッフが用意したメモですので、トランプ大統領が一人で突っ走っているのではない、という証拠です。
メモを見ていました、見ていました。
マーケットに限らず、何事にも注意を払って見ることは大切ですよね。
そう思います。日本の企業も胸をなでおろしているのではありませんか?
そうかもしれませんね。ところで、日本の企業と言えば、先日の新聞に企業業績のことが出ていましたね。見ましたか?
何だろう・・・アメリカの貿易赤字のことですか?
上場企業が2年振りに最高益更新と出ていました。K太さんが勤める会社も名前が出ていましたよ。
年末にはトランプ効果で円安になったものの、それまでは円高だったこともあり厳しいのかな、と思っていました。弊社も原発関連であまり良い話は聞いてなかったのですけど、連結で良かったのだと思います。
たしかに、前期よりも円高水準で全体では減収になるのだそうですが、付加価値の高い製品やサービスの採算が大きく改善したのが主な要因だそうです。
日本の企業は厳しい環境に立たされると、創意工夫で切り抜けていますからね。
そうですね。急な乱高下や変化にすぐ対応するのは難しくても、緩やかな動きになれば順応していけるのはマーケットと同じですね。ところで、最高益という話を聞くと投資家としても楽しみになるものがありますよね?
何だろう・・・株価が上がるというのは単純すぎますよね・・・
株式投資をして株主になった場合のメリットを考えてみましょう。
購入した値段より高く売れれば利益を得ることができますよね・・・あっ、もしかしたら、配当金ですか?
その通りです。企業業績が良ければ、配当金が期待できますよね。株主のメリットには売買益の他に、配当金、株主優待、更に共益権という株主総会の議決権など、経営に参加する権利もあります。
なるほど、利益が出たのであればちゃんと株主にも還元してもらわないといけませんね。
昔と違って、企業も株主への還元は意識しています。
そう言えば、CFDの日経225は個別銘柄じゃないから配当金をもらえないですよね?
良い質問を良いタイミングでしてくれました!実は、日経225やNYダウなどの株価指数CFDは買いポジションに対して配当相当額の受け取りがあるのです。

株取引と証拠金取引、利益の違い

本当ですか!それは良いですね。あれ、でも買いポジションということは、売りポジションの人はどうなるのですか?
売りポジションの人は配当相当額を払うことになります。
そこは気を付けないといけない点ですね。
ここで、まずは株の配当金について簡単に説明しましょう。例えば、3月末決算の会社であれば、3月末時点で株式を保有していれば株主となり配当金を受け取ることができます。これを「権利付」、翌日を「権利落ち」と言います。
権利付の日までに株式を購入すれば配当金をもらえ、権利落ちになると配当金をもらえない、ということですね。
そういうことです。その時、株価も理論的には配当金分、下落します。株価が1,000円、配当金が10円とすると、理論的株価は990円になるのです。ただし、株価は様々な要因で動きますので、配当落ちで株価が下落しても上昇して10円分を埋めてしまったりするので、理論通りに動くとは限りません。
でも、個別銘柄の株価が理論的に配当金分下落をするとなると、日経平均株価にも影響しますよね?
はい、その通りです。ですので、3月9月という決算月には日経平均株価は配当金分が理論的に下落することになります。そして、その配当相当額分をCFDの買いポジションの人は得ることができるのです。

知っ得!CFDの配当相当額とは

なるほど、よくわかりました。ところで、株主優待はどうなるのですか?
残念ながら、株主優待はCFDでは受けられません。
そうですよね、日経平均株価やNYダウというのはあくまでも“平均株価”という株価指標ですもんね。
はい。先ほど紹介した株主の権利のうち、買いポジションの人には値上がり益や配当相当額を受け取る権利はありますが、個別企業の株主優待や共益権、つまり株主総会に出たりする経営参加権はありません。
今日教えていただいたことも「知っている」「知らなかった」では収益に差が出たりしますよね。ありがとうございました!
はい、お疲れさまでした。

商品によっていろいろな利益があるんですね。

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

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