サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2017/03/23 15:46選挙と利上げ【第50回】

先週は今年のマーケット前半戦のヤマ場の一つとして注目をした週でしたね。
はい、しかも3月15日に集中していたのでドキドキしていました。
そして、アメリカでは予想通り利上げが実施されました。
はい、0.25%でしたよね。しかし日本の株式市場は大きく反応することなく、少し下落しましたね。
そうでしたね。では、なぜ日本の株式市場での反応が少なかったと思いますか。
利上げの幅も予想の範囲内だったからではないですか。むしろ、国内の政治問題が影響した可能性はありませんか。
たしかに、以前一緒に勉強した時、政治もマーケットに影響を与えるとお話しました。特に、マーケットは安定を好むので、政権を揺るがすような事態になると悪影響が出てきます。しかし、今回の国有地の問題を含め、安倍政権がすぐに退陣に追い込まれるような状況ではありませんので、その影響は少ないと考えた方がいいでしょう。もちろん、政権が揺らぐような状況になれば話は別ですが。
なるほど、そうなるとちょっと難しいですね。
FOMCの利上げのあった日のNYダウの動きとドル円の動きはチェックしましたか。
NYダウは100ドル以上の上昇をしたのですが、ドル円は円高に推移した記憶があります。ちょっと変だなと思っていました。
その通りです。その理由は考えてみましたか。
為替は先ほども言いましたように、予想の範囲内の利上げ幅だったということだと思います。NYダウは景気が良いことを反映したのではありませんか。
では、現在の日本の株式市場が一番反応しているマーケットは何であるかを覚えていますか。
今日はやけに質問が多いですね・・・たしか、ドル円の動きだと教わった記憶があります。
ですよね!ということは、利上げが発表されたのにも拘らず、ドル円が円高に推移したことを受けて日経225も伸び悩んだと考えられます。
でも、金利が上がるとその国の通貨を買うことで、その国の通貨が高くなるのではありませんか。
いい質問ですね。一つの理由は年内に行われるであろうとされる利上げの回数です。
利上げの回数?。
はい、昨年の年末あたりでは、今年の利上げの回数は3回ではないかと期待されました。ところが、年明け以降、経済指標の底堅い数字を受けて年4回の利上げがあるのではないかとマーケットでは期待し始めたのです。ところが、FOMC参加者の金利予測を見るとやはり3回であろうとなったのです。。

アメリカの利上げ、しかし市場は…

そうなのですか。ということは、ドルは利上げの回数が少なくなるであろうことから、ドル安に向かったということですね。
そういうことになります。そして、NYダウは利上げの回数が減ることに好感し上昇したと考えられます。
いやぁ、上がったか、下がったかの数字を見るだけでなく、その裏側の動きについて考えるのは難しいですね。
でも、K太さんだってできるようになるし、出来るようにならないといけませんよ。
はい、頑張ります。でも、これで、利上げのあった日の動きが理解できました。
ところで、余談なのですが、是非読んでもらいたいニュース記事があったので紹介しておきます。それはミネアポリス連銀のカシュカリ総裁がFOMCの利上げに一人反対票を投じた、というニュースです。カシュカリ氏は先月『インフレ加速の懸念はない』と言っています。しかも、『職を諦めた人とパートタイムに留まっている人を含むと9%台の失業率で完全雇用状態になっていない』とも言っています。マーケットの見方というのは、全員一致は安心感があって心地良いのですが、反対意見にも目を向ける習慣を付けておいた方がいいですよ。
わかりました。昨年は多数意見が大外れでしたからね。
ははは。さて、そしてもう一つのイベント。オランダの選挙がありました。
結果は与党が議席を大幅に減らしたものの、第1党は維持しましたよね。こちらはあまりマーケットに影響はなかったという印象です。
大きな動きはありませんでしたね。確かに、懸念された極右政党が第1党にならなかったことを好感し、ドイツのDAXは上昇しました。
そこは途中まで見ていました。これでしばらくは安定していくと考えて良いのですか。
選挙結果の出た16日のローソク足を見ましたか。
いえ、そこまではチェックしていませんでした。

オランダ総選挙では与党が勝利

見てもらうとわかるのですが、大きく上昇した後に値を戻しています。つまり、上ヒゲの長いローソク足になってしまっているのです。これは、与党が勝利したことには好感したものの、議席を減らした。極右政党は第1党にはなれなかったけれども躍進はした。そして、これからフランスの大統領選挙もドイツの選挙も残っている。手放しで喜べる状態ではないと判断したのがローソク足に表われています。
へえー、ローソク足には政治や経済の動きが反映されるのですね。改めて勉強になりました。そして、まだまだ不透明感があるという事ですね。
そうですね。 FOMCもオランダの選挙も注目したイベントではありましたが、両方ともマーケットの動きに大きく影響を与えるような結果ではありませんでしたね。故に、方向感が出るのはもう少し先になるかもしれません。
はい、気を付けたいと思います。頭の中が整理できました。ありがとうございました。
お疲れ様でした。

前半戦のヤマ場のひとつを越えましたね。

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

株価指数CFDをご検討の方へ マネースクウェア・ジャパンはあなたの資産運用のパートナーとして、革新的なアイデアを提供し続けます。
各種取引ツール M2J株価指数CFDでご利用いただく取引ツールについてご案内します。 各種トレードツール
ページトップへ