サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2017/04/27 18:21日経225のテクニカルで気になる兆候が現れた!【第55回】

こんにちは。心配していたフランス大統領選挙も予想通りの展開で終わり、ホッとしています。
そうですね。大方の予想ではマクロン氏とルペン氏の2人が上位2名として残り、5月7日(日)の決選投票になるとされており、その通りになりましたからね。しかも、5月7日(日)もマクロン氏が有利であるという分析が伝わり、世界のマーケットは好感しました。
はい、日経225やNYダウも大きく上昇したし、為替も一気に円安に動きましたよね。
でも、昨年の米大統領選は皆が「だいじょうぶ」とした予想が外れていますから、油断は大敵です。
は、はい。そうでしたね。あの教訓を忘れるところでした。
ところで、1つ気になる兆候が現れました。今まで勉強した中で、僕がお話をした内容です。何だかわかりますか?
エッ、急に言われても・・・ヒントをください。
テクニカル分析です。
テクニカル分析と言われても、たくさん習いましたからね・・・どれだろう。
もう1つヒントです。移動平均線です。
移動平均線ですか。19,000円台から18,000円台前半まで下落をしたので、移動平均線は右肩下がりに下落トレンドを示しているのが多いですよね。
IPゾーンって覚えていますか?
IPゾーン、IPゾーン・・・エ〜っと記憶によりますと「出直り」を見つけるのに使ったアイデアではなかったでしょうか?
正解が出るまで、少し時間がかかったのが気になりますが、よく思い出してくれました。以前に一度紹介したことがありますよね(第19回)。もう一度、復習をしておきましょう。

β値はほぼ「1」、2つの株価指数

はい、記憶力が落ちていますので、お願いします。
あの!同じ世代ですよ!!
すみません・・・
まず、こちらの図を見てください。現物の価格と短期の移動平均線と長期の移動平均線の位置関係を示しています。第19回で使用した挿絵です。

IPゾーンは売りにも使える!

あっ、この図を見て思い出しました。
エヘン!底値を付けた銘柄は、短期と長期の両移動平均線の下方に位置しています。そこから上昇に転じるのであれば、真上に位置している短期の移動平均線を超えて、短期と長期の移動平均線の間に入ることになります。つまり、短期の移動平均線より上方で長期の移動平均線よりも下方の位置ということです。
そうでしたね。そして、短期の移動平均線が上昇に転じた時が、買いチャンスというものでした。
その通りです。
おお、合っていて良かった。
これは復習です!
は、はい、すみません。
時間としては日足、週足などどの単位で見て、移動平均線のパラメーターすなわち数字は何日を使用すると良いのかも思い出しましたか?
ウッ・・・10日と20日ではなかったでしょうか?
今日の復習を機会に覚えてください。僕の経験則で言うと、週足のローソク足を使い、短期を26週、長期を52週にするのが良いと考えています。
週足で26週と52週ですね。これで覚えました。
底値で買うことは相場の神様でない限り難しい話です。ですので、底値を形成したのちに出直ったのを確認し、買いを考えようというものです。
こういう話をしてくれるということは、そのIPゾーンにローソク足が入ってきたのですか?
では、確かめていただきましょう。直近の週足のローソク足と移動平均線です。
あれ、だいぶ前にIPゾーンが出現し、ちゃんと上昇していますね。
確かにアメリカの大統領選挙の前にはIPゾーンに入っていましたね。注目していただきたいのは直近の場所です。
直近ですか・・・このところの下落で短期の移動平均線を下回ってきましたね。
そうです。そこなのです。
これって、IPゾーンの買いの反対で「IPゾーンの売り」という位置なのですか?
はい、理屈としてはそういうことになります。
そうだとすると、ちょっとよろしくないのではありませんか?
ここではIPゾーンの買いと反対のことを考えてみましょう。つまり、天井の価格など誰にもわからない。でも、その位置というのは、短期と長期の両移動平均線の上方に位置しています。
その通りですよね。大丈夫です。理解できています。
高値を付けた銘柄が下落する時には、すぐ真下を追いかけてくる短期の移動平均線を下回り、長期の移動平均線の上方に位置することになります。つまり、買いのIPゾーンの逆に位置に入り込んできます。でも、株価というのはFXと違って、ある程度のレンジで動くのではなく、経済が成長をするというのを前提に立つと高値は無限の可能性があります。
つまり、高値への期待が高いことから下がりにくいという傾向があります。
なるほど、高値付近でもち合いになるのもそうした心理が働くのですね。
ですので、ここでも買いのIPゾーン同様に、IPゾーンの中に株価が入ったのち、短期の移動平均線が下向きになった段階で、売りのIPゾーンが完成したと考えて、売りポジションを考えるのが良いと考えています。
そっか、そういうことですか。大丈夫です、付いていけています。
そこで、直近のIPゾーンをよく見ると、売りのIPゾーンにローソク足が入ってきたのだけれども、まだ短期の移動平均線は右肩上がり、すなわち上昇トレンドが続いています。したがって、今すぐに売りポジションを持つのではない。

直近のローソク足を見てみよう

下げ止まりから反発し、再び高値を狙う可能性が残っているということですね。
そういうことです。ただ、売りのIPゾーンに入ってきたということは、天井を形成した可能性もありますので、今後は上値の重たい展開が続く可能性もあり、短期の移動平均線の向きに注意をする必要があるということです。
よくわかりました。ちゃんと復習をしたいと思いますし、移動平均線の向きには注意したいと思います。ありがとうございます。

なるほど!IPゾーンは売りでも使えるんですね!移動平均線の向きも併せて判断材料にするので、慎重に売買チャンスを考えられますね

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

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